#83 巨大タオル掛けの制作

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自分よりでかいタオル掛けを作った。しばらくぶりの木工作業。

おおよそ、高さ1m80cm、幅50cm、奥行き20cm ・・・わし1m70cm負けました

置き場はわずか2畳ほどの脱衣所なのだが、壁と同化していて風呂場の入り口でも意外と邪魔ではない。
そこは以前もタオル掛けがあったのだが、市販のモノで揃えたゴチャゴチャした状態がチョットしたストレスだったので整理した。 いや本当にスッキリした。

ビフォー(左)・アフター(右)
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そのゴチャゴチャした感じ、
下の市販タオル掛けは時々場所の取り合いになったり、
その上でハンガーぶら下げてる突っ張り棒は稀に落ちてしまったり、

市販のモノでは解決できなさそうだったし、「なるべく釘は家に打ちたくない」思いがあったのでしばらく完成形を想像できなかった。 それが、最近ホームセンターで色んな材料や価格を見ながら思考を巡らせた結果、ようやく具体的な構造が頭に浮かんだ。 やっぱり木材だと形にし易い。

「木材の構造物」+「タオルを掛ける塩ビ管」の組み合わせで形になるだろう!
「横から押し付けて固定」してやればいいだろう。

思考を具現化するにあたり、書き出して各種寸法を決めていった。
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※上は自分、下の方は親が使う高さにする。全然均等ではない。



木材購入と、その場でカットしてもらった。(カット費用かかる)
後から買ったベニヤ板は思いつきで背面に付ける事にした。これもカットしてもらった。
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※長い木材は極力曲がっていないモノを選ぶべし!



タオルを掛ける材料は、塩ビ管の呼び径13mm(塩ビ管は内径で仕様表示するのねコレ)にした。
1mを4本購入。(後述で半分に切断し8本用意)
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※ドイトは安かったなぁ。



まず、全ての木材を研磨しまくる。
ここである程度滑らかにしておかないとニス塗っても滑らかに仕上がらない。掃除の時に拭くと引っかかるもんね。
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【外枠】 木材(2)を組み立てる。
下穴(1mm径)を開けて、ボンド+釘打ち。さらに金具で補強(ネジ止め)。
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【塩ビ管支える腕の部分】 木材(3)を研磨と穴開け加工。
タオルを掛ける塩ビ管を固定する腕の部分となる。
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【塩ビ管支える腕の部分】 外枠に取り付ける。
釘打ちの時は裏を手で抑えているだけなのだが上手く釘打ちできた。
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【タオル掛けの部分】 購入した長さ1mmの塩ビ管を半分に切断。
本体を逆さまにして、塩ビ管取り付け部分の腕の下から下穴を開けて、試しに取り付けてみる。
塩ビ管8本分16箇所全部行うのだが「どの塩ビパイプがどの腕の前か?後ろか?」塩ビ管にセロテープ貼ってマーキングしておく
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【棚を検討】
カット済の木材(2)で簡易的な棚を2箇所取り付けるのだが、塩ビ管を避けた位置に適当にマーキング。 
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※マーキングの箇所は、枠の内側は棚の高さ、枠の外側は釘の位置。
※下段の棚は上から約900mmの位置。厚さ入れてベニヤ板のサイズ910とおおよそ合った。



ここで気がついたのだが、この巨大タオル掛けを壁に付けた時に足元の出っ張りとぶつかるみたいだ!!!



【壁の出っ張りに合わせ若干切断】
うわ面倒・・・と思いつつ、簡易的な棚を付ける前に一端底板を外してノコギリで切断した。
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【棚取り付け】
で、ここで簡易的な棚を取り付け。(ボンド+釘+補強金具をネジ止め)
画像無し!



【設置場所にハメ込む突起を付ける】
角材(1)を外枠の右側面に取り付ける。(ボンド+釘)
あらかじめ角材の下も外枠に合わせて切断したうえで。
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【ニス塗り】
木工の部分は全部組み上がったので、全体をニス塗り。30分後、2度塗りを行う。
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※ビニールを敷いて!
※室内で行ったのだが臭いが凄すぎて・・・。出来れば外でやりませう!



1日放置する!



【仕上げの研磨】
この様に全体を軽~く研磨。表面がとても滑らかになり拭き掃除がやり易くなる。
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【塩ビパイプ取り付け、おまけ】
塩ビパイプをネジ止め。 だけではなく・・・
思いつきで、下2段だけ奥に1本づつ追加のため穴を開けた。(正確には右側は貫通せず深さ1cmほどを目安にした)
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※追加した棒は「ダイソー のれん棒」1本1mを半分に切断して利用。
※塩ビ管の両端には「穴埋めキャップ W-83 300円/個」をハメ込んだ。たまたまピッタリだったから。



【背面に板貼り・その1】
次に、これも思いつきで、棚のある部分から上の背面はベニヤ板を貼る事にした。(購入店舗でカット)
ボンド付けて仮止め。適当な思いモノを置いて1日放置。
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※貼る前に棚の位置を測っておくべきだった。後からベニヤ板へ釘の位置を正確にマーキングするのは面倒だった。



【背面に板貼り・その2】
翌日、貼り付け箇所に下穴(1mm)開けて釘打ち。
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※下穴開ける理由は、今回の場合木材が割れるのを防止するため。



【完成!】
なんとなく100均のワイヤー・ネット(ワイヤー・ラティス?)を付けた。
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【設置】
元々、真ん中の棚を、左の壁から突っ張り棒で押し付けてるので、その右に巨大タオル掛けを入れれば固定できる訳だ。
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※突っ張り棒は壁に負担を掛けるものだが角なので壁の裏に角材の様な支えが有り問題ない。




◆材料費

紙ヤスリ、ビニール袋、その他道具類を除外すると

杉(角材) 27x27x1820 720円
杉 10x95x1820 4x950円=3800円
杉 18x42x1820 780円
ベニア(プリント) 910x910 790円
カット代 510円
ニス 300ml 980円
塩ビ管(VP管13) 4x120円=600円
のれん棒 2x100円=200円  ・・・これ100均!
穴埋めキャップ W-83 2x300円=600円
オニメナット R-89 180円
ステン金折(打折) SHA75 8x148円=1184円
ネジ(タッピング鍋頭) 3x10 2x188円=376円
釘 ?円
EPDMゴム 粘着付き 240円
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合計 1万円ちょっと超えたくらい

こんなに掛かってたんだなぁ(笑)
いや用途・場所に合ったモノが出来たのでおおよそ満足かな。



◆感想など

ビフォーの画像にもあった「突っ張り棒」。今まで便利なので多用してきたのだが、これ薄々良くないなと思っていて、

壁を痛める・・・裏に柱など補強の無い壁は陥没しちゃった所もある
たまに落下する・・・ちょっとした振動で棒が回ってしまい縮む(100均製品だから?)

 突っ張り棒が落ちてしまうと、我が家の高齢者は非力なので元通りに取り付けできない。 とか、面倒な代物だし、なるべく突っ張り棒はやめていく。
 自分は若かりし頃はそれほど木工はしなかったし市販のモノで済ませようとしていたのだが、今は何故かDIYが少しずつ大胆になってきていて、家のどこかにストレスを感じるとどうあるべきか想像が働く。 想像に腕(技術)が付いていかない事が多いのだけれど。 いつも苦労するのは、のこぎりの扱いが下手くそで、どうにも切断面が斜めになってしまう点。 完成品を良く見ると下手くそ具合がわかる。 なので作業中にマキタの電動丸ノコがムクムクと欲しくなったのだけれど、でもやめた。 もっと腕をあげよう。 もう一つ苦労というか、前述の通り「なるべく釘は家に打ちたくない」て思いが基本にあって、まずそれを可能とする制作物を考えるので、少し時間が掛かっているかも。

 て事で、近々また「突っ張り棒」やめて改善した記事を投稿すると思う。(実は作業は終わってて画像整理中)



◆活躍した道具たち

紙ヤスリ #60 #100 #150 (だったかな?)
紙ヤスリ・ホルダー(サンディングブロックとか)
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のこぎり
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充電式ドライバドリル マキタ DF440DRFX (バッテリーは14.4V)
フリードリル 8mm
C型ショートビット φ18mm
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ドライバードリル 充電式の例だと・・・(電圧は高い方が良いです)
日立工機 14.4V コードレス ドライバードリル 充電式 充電器、予備電池、ケース付
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V バッテリー2個付き
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V 本体付属バッテリー1個搭載モデル



三角定規
定規 25cm
シャープペンシル 0.7mm芯 (ちょっと太め)
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金づぢ (釘が小径だったので小さなモノ)
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ビニール袋 (部屋の作業だったので木くず散乱防止やニス塗り時に使用)
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メジャー
プラスドライバー
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棒ヤスリ (細工用)
パイプカッター
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(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#82 ダイソー「直管LEDランプ500円」を舐め回してみた

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税込み540円ね。
昨年2017年12月にダイソーで目にしていた「直管LEDランプ 500円」が物凄く気になっていて、年明け暫くして購入。 以前の記事「#39 デスクライトのLED化!」のテープLED 2200円がとても高価だった事を思うとこれは注目せざるを得ない。

LED部分を利用する想定で実物を舐め回してみたのだが、結局利用でき無さそうだった残念なお話。
軽くレポートをば。



amazonなどで1000円弱のものが激安の認識だったのだが、その低価格を超えるダイソー500円は一体どういう事なのだろう? 寿命4万時間(4万時間で光度70%の約束?)となると脅威のコストパフォーマンスだ。


◆製品チェック

まずは開封して観察してみる。
専用スターター(点灯管)が添付されていて、どうやら内部で短絡しているっぽい。
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蛍光灯と併用して明るさを比較してみる。
拡散具合が異なるだけで下方への明るさは、目視では差異が判らない。規格に記されている色温度5000kはほんのり暖かい感じで好みだ。
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気になる電波ノイズをAMラジオ受信で確認。どうやら電源(コンバーター回路)側と思われる方のみ若干発していた。 でもまあ、少し離すと目立たないので実用上全く問題ない。
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重さを確認。先程の電源(コンバーター回路)側と思われる方が若干重かった。
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※ドリテックですからね、1g未満は切り捨て(四捨五入?)仕様のため両端を合計しても合わない(笑)



で、その電源側だけ100v通電して点灯する事を確認(笑) 本LED製品だから出来る事なのだが、コンセント形状の幅がピッタリ合う事は知っていたので延長コードへ突っ込んでみた。
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※良い子の皆は真似しないように!あと蛍光灯でやったら切れると思うよ(笑)



◆分解~利用検討

両端の小ネジを外すとスル!と中身が出て来る。
電源部分、そしてLED基盤が放熱用アルミ棒と重なっている。これ500円の中身かよをい!
電圧測定すると100v→51v変換だった。あちゃー!
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51v判明だけでガッカリなのね。もう想像できる。
500円の正体の一つはこの雑な仕様か(笑)




さらに分解をば
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※ぶっちゃけ、この線2本を100v電源ケーブルにハンダ付けしちゃえばサクッと使える。



テスターでは短絡と思われたところは、こうだった。
自称・点灯管は「ヒューズ」、電源部分と反対側はやはりただの「短絡」。
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LED部分はこういう事だった!基盤に薄っすらと浮かび上がるパターンを読み取ると、直列18個のLEDが3組。それぞれに51vを加えている(笑) LED1個なら約2.83vとなる。
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出来れば12v駆動に直したいのでLED5個(微妙に暗くなるが)直列の組に配線し直せられれば良いのだが、基盤を見たところハンダ付け出来る気がしないので、ここで利用は断念!
(配線の切断についてはカッターで基盤のパターンを切れば良いが)



仮に、51v仕様のまま流用する場合、例えばこの様に2/3だけの利用になるが・・・
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そんな高い電圧を流用するリスクは負いたくないぞっと!


終了~~~!

500円はゴミ箱行きかな~(笑)

基盤のパターンは保護されてて覆われてるのだが、削ればハンダ付け可能なのだろうか?
後日その気になったら試すか・・・




◆ちなみに本来の使い方について


本来の使い方についての説明は最後になったけれど、これは製品の説明(最初の画像)にある通り「点灯管(グロー球)」を使う製品でしか使えない。 そしてLEDランプと同梱の自称・点灯管の2つを交換するのだが、こういう回路になる。
元の蛍光灯の回路はこう
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100v電源だけ接続出来れば良いので2度と元の直管蛍光灯を使わないのであれば「安定器」は外して短絡させてしまえば良い。むしろその方が安定器の電波ノイズ(音のノイズを発する事も良くある)は出ないし電気的に安定する。(安定器なのに、、、何か矛盾っぽい言い方だけれど)


今回はこれにて!








直管蛍光灯器具の点灯動作について 2018/02/19 追記


このダイソー直管LEDランプについてはあの動画サイトでも何方かが趣味で紹介されているのだが、、、
ところで!取り付け対象となる元々の蛍光灯器具の動作となると、あまり知られていない様だ。 ネットでは誤って理解されている方も見かける。 せっかくなのでコッショリと解説をば。 コレ、自分がン十年前の中学生の頃に技術家庭の授業で教わった知識なのね。 今の授業ではやらないのかな?


1) スイッチ閉じた瞬間(オン)

蛍光管の両端のフィラメントが冷えているとフィラメント間は放電できず点灯管に電圧が掛かり
・点灯管(グロー球)が断続的に閉じて短絡を繰り返し
・断続的に両端のフィラメントが加熱する
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「高電圧を掛ける」と誤った解釈をされている方を見かけるがそんな回路は無い
    ↑    ↑    ↑
ご指摘により訂正。
電源投入時に安定器(内部はコイル)が自己誘導によって高電圧を発生。これが点灯管の断続的な短絡で1、2秒ほど続き放電の力となる。



2)両端のフィラメントが加熱して放電が始まる

・点灯管に電圧が掛からなくなり動作停止
・安定器は蛍光管へ掛かる電圧を安定させる
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※ 電流が流れなくなった回路の部分はグレーアウト


ちなみに、1個100円もしない昔ながらの点灯管は断続的なスイッチ開閉の特性が悪く、蛍光管が著しく消耗する原因となっており「電子点灯管」に交換する事をオヌヌメする。 寿命が飛躍的に伸び、電源入れて点灯(放電)まで一瞬で行われるためだ。 1個500円ほどするが電子点灯管自体の寿命が長いため蛍光管含めた交換費用や労力を考えたらお得だと思う。

(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
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