#85 塩ビ管で竿上げやらシフトアダプターやら

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幾度となくお世話になっている塩ビ管の「加工の自由度」とか「強度&しなやかさ」のバランスが素晴らしく、小ネタを2つ取り上げてみた。

【竿上げ】・・・画像左
100均でもショボいモノが売っているが、オフクロさんから2つ希望され余っていた塩ビ管(呼び径13つまり内径13mm)を利用。
【シフトアダプター】・・・画像右
SUZUKI自動車のAGS対応シフトレバーへの取り付けを想定したアダプター。
ネットでは質実剛健で一万円を超える高価なモノを使用されているのを見かけたり、自力で汎用品の金具などが流用できないか試行錯誤をされている方も居る。 そんな様を見ていて塩ビ管でも出来るんじゃね?!て事で作ってみた。
自分はSUZUKIの車は持っていないのだが(笑) 相変わらず平成一桁のトヨタ カロ2。




◆竿上げの制作

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塩ビ管(VP管)はドライヤー程度の熱風でも軟化する。効率を望むのならヒートガンでガシガシと曲げ加工が出来る。 大まかな作業は切って曲げる、これだけ。



竿上げ用途なら呼び径13の塩ビ管(VP管)が適当かと購入。
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竿を挟むV字の溝の深さを適当に決めて切る(ホビーのこ)。7~10cm程度かな。
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ヒートガンをV字となる根本に当てて、指で広げていく。
その後、自分は好みで平たく仕上げた。・・・やらんでもOK
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バリで怪我しないよう人に優しい仕上げのため、棒ヤスリで研磨。
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握りの部分に滑り止めとなる一工夫をしたくて、短く切断したものをこの様に加熱、少し膨張するので何度も竿上げの下からハメ込んでみる。そのうち通る。
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引っ掛ける為の紐を通す穴を開けて完成!
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オワタ!



以上の切断、加熱加工、研磨、穴開け、などが出来れば想像次第で手作りの枠が広がってく。
って事を言いたかったのだが、これだけだとちょっと物足りない。 次の記事が用意出来たので合わせて投稿する事にした。





◆AGSシフトアダプターの制作

AGSとは?「suzuki ags」でググってみてね(笑)

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必要でもないのにノリで作って自宅の椅子の肘掛けに結束バンドで取り付けてみた。 実際固定するなら丈夫で場所をとらない結束バンドが適当。 「耐候・耐熱」仕様の結束バンドを強くオヌヌメ。



先ほどの竿上げより太めの呼び径20(内径20mm)にした。取り付け箇所や握りとしては適当でしょう。 あと、穴を塞ぐのにTSキャップ(もち呼び径20のもの)を合わせて購入。 前々回の記事で呼び径13で使った穴埋め部品のφ20mmがあればシンプルで良かったのだが見つからなかった。
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長さは、握り部分20cm+固定部分6cm=26cmで切断。
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まず固定部分の加工は、先ほどの竿上げの「V字」加工の要領で。 映像では分かり難いが、固定部分の足の曲げ加工は直角ではなく少し斜めに倒す感じに。 (シフトレバーは水平じゃないと思うので)
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続いて、平たく仕上げるために加熱してスクレーバーで押し付け。 両方出来たら手前となる方のみカット。(シフトレバーの手前の方に取り付けると恐らく邪魔になるから)
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ここは好みの処置だが、てっぺんのTSキャップは刻印の凹凸を研磨して平にしたうえでアルミテープを貼ってみた。
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TSキャップを塩ビ管専用の接着剤で固定して形になったところで重さを測ると82gだった。 この軽量は金属製にはない利点。
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※AGSシフトレバーはなるべく軽い方が上げ下げの感覚に差がなくて良いだろう。



固定部分の加工。
結束バンドが頼りなのだが、ちゃんと固定出来るよう引っ掛ける溝を設け、円筒の下部分に穴を開け結束バンドを通す様にした。塩ビ管の柔らかさがちょっと不安なので変形防止にハトメを入れると安心かも。
試しに肘掛け椅子に固定してみたが、塩ビ管の柔らかさで僅かな「しなり」はあるものの、実用的な強度は確保出来ていると感じた。
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実際車内で使うなら結束バンドは耐候・耐熱使用にすべき。 前述の画像の様にむき出しのままではなく何らかの保護(以下にあげる伸縮チューブやテープ)をするにしても、劣化を押さえ、剛性が増すので。
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100均でこんな物を見つけたので伸縮チューブを被せてフィットさせてみた。 まあ今回は実用じゃないので例えばの話。
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実用としては、こんなグリップテープを巻けば格好がつくでしょう。 いづれにしても安くすむ。
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こんなAGSシフトアダプターはどうでしょう?
金属製で自前で加工できればそれに越した事はないけれど。


以上の2本でした!







◆感想など

塩ビ管は便利だった。
何かを作る時、いかにして手軽に、安く、適材適所にハマル物は何かって事を良く考えるけど、一つの材料に固執しちゃって思考停止する事が良くある。 これはもう一旦ホームセンターに居座って色んな商品を眺める。 始めは使いたい材料にばかり目が行くのだが、後で風呂やトイレで脳が良い方向へ妥協したり切り替わったりして色んなバランスを取ろうと解決へ向かうみたいだ。

場面によっては金属加工が出来ると良いのだが、作業場所や電源の都合で「削り」や「溶接」が出来ないし、技術がない。 将来は何とかしたいな。



◆活躍した道具たち

スクレーバー、ヒートガン
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紙(布)ヤスリ、棒ヤスリ
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カッター、ホビーのこ
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定規、油性ペン(マーキングの際はセロテープ貼っとく)
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パイプカッター(ダイソー400円だったか?)
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充電式ドライバドリル マキタ DF440DRFX (バッテリーは14.4V)
ドリル刃はφ4mmを使用した
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ドライバードリル 充電式の例(電圧は高い方が良いです)
日立工機 14.4V コードレス ドライバードリル 充電式 充電器、予備電池、ケース付
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V バッテリー2個付き
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V 本体付属バッテリー1個搭載モデル



ドライヤー(ヒートガンあれば不要)
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