#71 N社製 ハイブリッド除湿機の中身をお掃除

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 9年前(2007年)に買った National ハイブリッド方式除湿機 F-YHC100 の中身を分解し、長年こびりついていた汚れを駆逐した。 長い間室内干しの洗濯物の悪臭の原因が判らず室内干し用洗剤を使ったのだがそれも効果が無く、ようやく行き着いたのが除湿機内部の清掃だった。 除湿機の送風とか部屋に充満した臭いが何となく変だったしね。 内部清掃の結果、今のところ乾燥した洗濯物には悪臭が無い。ビンゴだろう。

ところで、ああ、2007年のこの製品はまだ「ナショナル」ブランドだったんだね。

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 やはり昭和生まれにはこのブランド名の響きの方が馴染んでいるな。 パナソニックの文字を見たのは1990年前後の携帯カセットプレーヤーのPanasonicロゴが初めてで、まさかこのブランド名に統一されちゃうなど思いもしなかった。 1980年代後半にパナソニックブランド統一が提案された時は松下幸之助さんの反応が悪く(それを聞いた幸之助はしばらく言葉を失い顔をぶるぶると震わせた、という表現で伝えられている)、統一が保留となっていた時期がある。 うちにはまだ現役のNATIONALラジカセ RQ-548 (通称マック18)があり、このブランドの電気製品は2つ所有している訳だ。
と言う話は置いといて。



◆除湿機の分解・清掃


内部に残っている水が漏れ出る事も考えて作業はお風呂場にした。 狭かったなぁ。
新聞紙をひき排水口には適当な大きさのダンボールでフタをした。 ネジが落ちたら悲劇だ。
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まずは説明書通りフィルターの清掃から。・・・て、説明書にはメンテナンスに関連する記述がこれしか無いのだが、内部がメンテナンス・フリーだなんてあり得ない。
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説明書には内部のメンテナンスについて記述が無い。これは恐らく次の説明に該当するのだろう。
→ 「それでも直らないときは、お買上げの販売店に修理を依頼して下さい。」

はぁ、、、やなこった!



フィルター外して更に奥を良く見ると、ほらほら!ラジエーターのフィンらしき全体にビッシリとホコリが詰まっているのがわかる。
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分解に着手する。
側面から、ネジを外し上にずらすと外れる。 見えている他のネジ(青い矢印)も外しておく。
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吸気面のネジ全てを取ると、この様に外れる。
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放熱器のフィンに9年間溜まったホコリ。 フィンは非常に柔らかく曲がりやすいのでブラシ・ノズルで気をつけて吸い取った。
後ほど別の方法で綺麗に掃除をするので、ここではある程度で良い。
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次は反対側。
冷風ルーバーを外して奥のネジ2本を取ると外れる。
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カバーがあるので左右のネジを取って外すと、冷却器が現れる。
カビっぽい黒いモノがフィンとカバー内側に こびりついていた。コレだよコレ!まずカバー側を無水エタノールで清掃。(樹脂部分はマジックリンなどでも良い)
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冷却器の方は湿っていて掃除機では対応できない。
無水エタノール(エアコン洗浄スプレーなど)をフィン全体に吹き付け、歯ブラシで汚れを掃き出した。
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先程の放熱器もこの方法で清掃すべきだが、
冷却器も含めて裏側も露出させて全てやんないきゃダメだな!って事で更に分解を進めた。
中心の大きなファンの構造物を外す。


タンク側のこのネジ1本を外す。
放熱器、冷却器とも外側にちょっと開いて少し外す。すると中心にあるファンがタンクと反対側に90度倒せた。
ファンはケーブルに負荷がかからない様、ちょうど良い高さの椅子に乗せた。(ダイソー200円の踏み台の高さ18cmが丁度良かった。)
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放熱器、冷却器を露出できたのでフィン全体に無水エタノールをぶっ掛けて歯ブラシで清掃。
一つの汚れも逃さず時間を掛けて掃き出した。
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※反対側からライトを当てると残っている汚れがわかる。


まだよ!まだ!
冷却器の下、落ちた水滴をタンクへ流す受け皿的なモノが汚れていたので、冷却器を若干持ち上げて汚れを除去した。 無水エタノール、ウエットティッシュなどを使ったり、狭い場所にドライバーにウエットティッシュ絡めたり。
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フィンの清掃が終わり、ドライヤーをフィン全体に当てて乾かした。
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時間がかかりすぎた。そろそろ時間切れ。
実際は確認しながら手探りで作業していて、ここまで3時間以上かかっていた。


冷却器より内側のファン側にはこんな構造があって、黒いモノが付着していたので掃除機のブラシ・ノズルで軽く吸い取った。 もろく出来ているのでぶつけないように注意しながら。
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※後から判ったが「除湿ローター」と言う物



時間的に内部清掃はここで終了!
中央のファンまで分解・清掃するには、もっと広い場所で、ケーブル類にも配慮しなければならない。 ただ、上部の排気口からファンを覗くとファンの羽根にはホコリが着いていなかったので一安心?!?!

元通りに組み立てる。上述の逆を辿って。

最後に「貯水タンク」の中も黒ずんで汚れていたので、こちらはお風呂用の洗剤(カビ取り剤)とブラシで洗浄した。


そしてそして!
今後少しでもホコリの侵入を防ぐべく、100均エアコン用フィルターを吸気面に取り付けた。 風量は落ちないし出来ることはやっておこう。
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後でパナソニック製品HPを調べると参考になるハイブリッド機構の図があった。 そうそう、こんな感じの構造。
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出典:パナソニック F-YHC100プレスリリースの頁より




◆感想など

その後、この除湿機で洗濯物を乾燥させたが悪臭は全く無い。 何より除湿機の吹き出し口の臭いが良い感じである。

それにしても、除湿機の説明書に何も書かれていないのだが、エアコンでもファン・ブレードや熱交換器のフィンを清掃する事は常識なので、空調機器の類が内部メンテフリーって事は無いだろう。 
 「(乾燥した洗濯物含め)悪臭=メーカーへ内部清掃の依頼」
の判断とか認識は盛り込むべきだろう。 それ含めちゃうと「手間がかかる」「金食い虫」とか思われるのがメーカーにとってはマズイのかな? 他社のはどうなのだろう?
と言うか、エアコンの様に「フィルター開けて熱交換器のフィンに洗浄スプレーぶっ掛けて掃除」が出来ないなんて製品としてどうなのだろう??と疑問に思った。

作業の注意としては、放熱器と冷却器のフィンは薄く刃物の様に鋭利なため、肌がこすると切れる。 自分はソレで知らずに手を傷つけて血だらけになっていた。(笑) また、薄いフィンは簡単に曲がってしまうので、そうなったら極力元通りに直すこと。



◆活躍した道具たち


これです(笑)

LEDライト、ウェットティッシュ、ドライバーセット、無水エタノール、ハケ類(歯ブラシだけ使った)、
掃除機(ブラシノズルも)、ドライヤー、踏み台(高さ18cm、ダイソー)、新聞紙
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清掃に無水エタノールを選んだ理由は金属類には最適で手元にあったから。 ただし無水なので除菌にはならないので、消臭・除菌を兼ねるなら良くある「エアコン洗浄スプレー」で良いと思う。


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