#45 スティック型掃除機 TWINBIRD TC-E117 中身のメンテナンスとか修理とか

TB2_00_IMG_7598b.jpg

8月の猛暑、TWINBIRDスティック型掃除機TC-E117でお掃除中に初めてモーターが停止した。
ああ、温度スイッチだな。
この掃除機を買った2011年5月から間もない頃に書いた #02 スティック型掃除機 TWINBIRD TC-E117 ノズルホルダーの改良 の記事から3年経った。  普段は70過ぎのおふくろさんが使っているのだが、ちょっと前から気になる事、直したい部分があったのでこれを機会にお手入れや修理をした。

気になっていた事、発見した事。
① 吸引力が落ちていた。モーター加熱で停止してしまった。 ・・・2016/9/4 記事追加 解消!
② 床用吸込口の一部(ハケ)が破損。
③ おふくろさんがゴミ出しで開けたダストケースの口を閉じずに掃除していた。

一つづつ観察しながら処置をした。





◆メンテナンス・修理・・・①吸引力改善と加熱停止の解消 2016/9/4 記事追加

フィルター関連は掃除したのに思ったほど目の前のゴミを吸い込んでいない。 床用吸込口に手をかざして吸引力の具合を確認したところ明らかに弱い感じだった。何故だろう? 使用中にモーターが停止した原因とも関係があるのかも?

分解しない事には状況が分からない。
ネジ6個外して御開帳!
シート状のフィルターが、モーターに巻き付くものと、排気口に2箇所ある。これは!!
清掃メンテナンスは必要じゃないのか? はて?
TB2_10_IMG_7537a.jpg


風の通り道はこの様に流れ外へ出る。
モーターに巻きつけているフィルターを通るため負荷がかかる。 モーターの空冷を兼ねるための通り道なのだろう。
最初のダストケースのフィルターを通過したあと、もし微細なチリがここまで運ばれるとすれば、何ヶ月かかけてここでチリが溜まる。 すると吸引力が奪われモーター自身の放熱効率も損なわれるだろう。 どうだろうか?
TB2_11_IMG_7554a.jpg
(ただ、”感想”でも述べるが他の掃除機も似たような構造のものも多いっぽい。)


風の通りを改善すべく、それらのフィルターは洗って乾燥させた。
TB2_12_IMG_7549a.jpg


モーターに巻きつけるフィルターについてちょっと注意点。
ケーブルが出る部分はこの様にフィルターに潜り込ませて外へ出す。 それをせず、ケーブルをモーターに接触させ高温状態になるのはよろしくない。
TB2_15_IMG_7550a.jpg


取り付けは、元通りホッチキスで留めてモーター内部に対しても入りこまない様注意。
(今度外す時はニッパーで切るしかない)
TB2_16_IMG_7560a.jpg


本体は元通りに組み立てた。




2016/9/4 記事追加
「布フィルターサイズ変更で吸引力UP」「縫い目を塞ぎ内部メンテを減らす」

実は、前述の内部清掃では「吸引力」「加熱停止」が解消しきれていない気がしていたのだが、根本的に布フィルターに問題があった事が判った。 購入時期が古いユーザーは当てはまるかも知れない。


購入から5年となる今更になって、「布フィルター 732083 400円」を買ったのだが、 
購入時の付属の布フィルターよりも短くなっている
何故なのだろう? 早速使ってみると吸引力が強い!体感で倍くらいの感じなのだ。 短くなった=表面積が小さくなったのに何故なのか? 装着時の様子を比較・想定するに、本体装着時に
フィルター側面からの通気性が改善されたのでは?と、考えた。
TB2_51_DSC04024a.jpg


試したところ、
新しいフィルターにはホコリは側面にも付着している。
これまで使っていた旧布フィルターには側面には全く付着していなかった。

当然これは性能を左右する現象だろう。 ナルホドな。
TB2_53_DSC04032a.jpg

     ↓     ↓     ↓

今まで使っていた
旧布フィルターは長さゆえ側面からの通気を塞いでいた。(2つ前の画像を参照)
能率を下げていた。
と言う事になりそう。


ならば、サイズを短縮して効率を上げるしかない!
ハサミでカットして縫った。(縫い目がスカスカにならないよう密度を保って)
TB2_54_DSC04186a.jpg



すると、旧布フィルター[改]でも
これまでと比較にならない程吸引力が上がった。
この通り、側面にホコリが付着する様になった!よりフィルター全体で効率よく吸引されたのだろう。
TB2_55_DSC04195a.jpg



フィルターの縫い目を塞ぐ
実は、布フィルターは縫い目が荒く気密性がよろしくないため改めて縫い直している。 こうしないと、ホコリが掃除機内部に侵入してしまう→高温停止の原因→内部清掃が必要になるためだ。
今回カットした旧布フィルター[改]をなるべく高密度に縫っているのはそういう事。
TB2_52_DSC04012a.jpg


加熱による停止は?
さて、吸引力が格段に上がった結果、排気の勢いも良くモーターの冷却にもだいぶ効果がある様で、今のところ連続3分ほどでは停止する事は無い。



これで、吸引力改善とモーター加熱停止の問題 は解消したんじゃないかな!?







◆メンテナンス・修理・・・②床用吸込口の破損部品の修理

TB2_05_IMG_7556a.jpg


床用吸込口付近のコレを小型のマイナスドライバーでこじ開けたりスライドさせたりして外した。
代用品を作るのだがサイズを測る。高さ約7mm。長さ20.7cm。
TB2_20_IMG_7565a.jpg


悩んだ挙句、100均クリアファイルの程よい弾力性と取り付けの可能性を求めて使う事にした。
折り目の部分を使う。7mmの高さ、20.7cmの長さで切り取る。
TB2_22_IMG_7584a.jpg


グルーガンを溝につけて手早くそれを差し込む。手で固定しながらフーフー冷ます。
(差し込んでから脇からグルーガンでも良い。やりやすい方法で。)
TB2_24_IMG_7595a.jpg


こんな細かい事などせずに、TWINBIRDで床用吸込口(品番400568)が900円で販売しているので近所の電気屋に頼むのも手だ。


使ってみると、吸引力が回復している事がとても良く分かる!
吸い込まれたゴミがサイクロンの気流でクルクル元気よく回る(笑)
改修したハケも適度に床に当っている様で、床のゴミを横から蹴っている感じだ。
TB2_26_IMG_7598a.jpg


ハケ部分を交換 ・・・2015/1/14追記


4ヶ月が経とうとしているが、ハケが少し外れかかっているため改善を加え作り直して交換した。
【取り付け部分に小さな穴を開ける】接着の食い付きを良くした
【ハケの頭を何箇所か切れ目を入れる】接地面を分割してハケが柔軟に動く様にした
TB2_23_DSC00281a.jpg


前述で再作成のハケ部分がちょっと引っかかるのでさらに加工・・・2015/3/1追記
掃除機を前に滑らせると絨毯では「ダダダダダ!」とハケの前段部分がちょっと引っかかる。 角度がちょっと前方に傾いているからだと思う。 仕方なく前段はハサミでカットした。 後列は後方に傾いているが、意味が無いのでちゃん垂直に治すべきだろう。(また今度)
TB2_25a_DSC00329a.jpg




◆メンテナンス・修理・・・③「ダストケースの口が閉じていなかった」の処置


いつだったか、おふくろさんがダストケースのフタを開けたまま掃除をしていた。
ソレ、ゴミ吸ってないじゃん!!
メカおんちでもあるが、お年を召すと色んな事が気がつかないものなのだ。
がしかし、そのフタが非常に閉じ難いのは事実だったし、おふくろさんは閉じたつもりでいたのだ。
人間工学で見れば押せばハマるべき部分なのだから、何とかしよう!
TB2_28_IMG_7648a.jpg


原因は簡単な事。
フタを外側から押すと傾斜でフックを押し上げるのだが、傾斜がきつくて押せないのだ。
ここは摩擦を軽くするべく紙ヤスリで削りもっと鋭角にしてやれば良い。


そのためには、フックの部分を外さねばならない。
小型のマイナスドライバーをこの様に突っ込み、内側からゆっくりと、少しずつ広げて持ち上げ、外す。
TB2_30_IMG_7650a.jpg


この様に段階的に削る。
・全体を少し鋭角に削る
・若干フックの方を少し鋭角に削る
・さらにフックの方をもっと鋭角に削る
・最後にフックの引っ掛かる部分を少し削る(フックを浅くする)
TB2_32_IMG_7653a.jpg


先にいく程削れて鋭角になっている様子。
TB2_34_IMG_7657b.jpg


元通りハメて具合を確認。
片手でフタを押せばスムーズにフックにかかり閉じる。
TB2_36_IMG_7659a.jpg


フックは少し掛かっているだけでも十分な力でフタを押さえている。
TWINBIRDさんがココまで設計を詰めていただければイイんだけれどねぇ。
(デジャブ!)


以上、全て完了!




傾きをちょっと修正・・・2015/3/1

立て掛ける際に倒してしまう事が何度もあって。 垂直方向へ少し調整すべく根元のこの部分に塩ビ類の素材を両面テープで貼り付けた。(よく商品のパッケージに使われている薄いやつをハサミでカット)
これでOK!
TB2_25b_DSC00333a.jpg




◆感想

掃除機の中身の設計ってこんなモノなのだろうか?
メンテナンス・フリーじゃなきゃダメでしょ(笑)(怒)
他の製品の中身は?・・・ああ、画像をググってみると同様に空気はモーター内を通る物が多いのか。
やはりモーターにフィルターを巻きつけているものもある。メンテどうすんの?
TC-E117は毎年初夏には必ず開けてフィルター掃除をしようと思う。

メンテ&修理記事だし悪口ばかるになるが、それでもTC-E117はお気に入りだ。
吸込仕事率100Wと2kgの軽さはお年を召したおふくろさんが使うには非常に適しているのだ。
うちは絨毯など無いし吸込口の車と重心が前にあるおかげで手元が楽に扱える。手元が重いダイソンではダメなのだ。

参考にモーターの画像。
最も多いタイプの構造なのかな?コンミテーターに当たるカーボンブラシ(図の様にスプリングの力で押さえている)は消耗品。日立ならこんな部品も販売対象らしいがWTINBIRDは売っていないから消耗したら掃除機本体の買い替えだろう。 まあ、数年先の話だと思うが。
そして予想通りバイメタル式の温度スイッチ。 90℃仕様なのでお掃除中にモーターがその温度以上になったんだな。 猛暑だったからね。 設計上もし100℃でも問題なければ、秋葉原の坂口電熱へすっ飛んでその仕様の温度スイッチを買って変えてしまうだろう。 やらんケド。
IMG_7552b.jpg
(上図は、モーター周りのフィルターと排気口のフィルターを一旦外した状態。)


◆活躍した道具たち

プラスドライバー(大)
90_crz_drv.jpg


マイナスドライバー(小型)
TB2_90_IMG_7833a.jpg


ホッチキス
TB2_91_IMG_7834a.jpg


グルーガン
MOUSE_94_TOOL3.jpg
スポンサーサイト
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)