#38 Windows PCでメディアプレーヤー♪

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2015/4/9 記事追加
2015/4/14 記事追加


2014年4月でサポートが終了したWindows XP
インターネットの最前線から御隠居生活を送るノウハウが色々と紹介されているけれど、メディアプレーヤーとしても良い仕事をしてくれる。 ブラウザやメールを使わなければセキュリティ上ただちに問題にさらされる事は無いし(笑)。
自分が2009年から使っているWindws XPパソコンのこの例は、1つの提案である。

◆使っているメディアプレーヤー専用パソコンの概要
HDMI端子付きMini-ITXマザー ・・・オンボードGeForce9400
  +
MCE対応リモコン ・・・MCE=Windowsメディアセンターエディション
  +
Windows XP Media Center Edition 2005 ※MCEである必要は無い
  +
ソフトウェア「MediaPortal」 ・・・無償のメディアプレーヤー

MediaPortal はMCE対応リモコンが使え、次のメディアが再生出来る。
 動画ファイル
 静止画ファイル
 音声
 DVD・BD
 TV、ラジオの視聴(未確認)

主な仕様
【ハード】Mini-ITX、CPU:Atom N330、オンボードGeForce9400、HDMI、1000Base-T、DVDドライブ
【周辺機器】外付けHDD(eSATA)、MCE対応リモコン、空間マウス、キーボード
【OS】Wimdows XP Media Center Edition(ノーマルWimdows XPでも良い)
【ソフトウェア】MediaPortal、PowerDVD、DAEMON Tools Lite、コーデック(K-Lite Codec Pack(FULL版))
【アンチウイルス】Avast


(左)Buffaro空間マウス (右)Microsoft MCEリモコン・・・ヤフオクでDell PCの添付品を見つけた
その後Microsoft MCEリモコンを秋葉原で中古品を調達。XP離れで流れているのか?
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空間マウスはデスクの無い場所に対応するため。そしてリモコンが壊れた時の代用も可能。
MediaPortalの利用はMCE対応リモコンならMicrosoft以外でも恐らく可能。GMYLEはどうだろう?
マウスについては、2014年6月現在 上海問屋のエアーマウスDN-10725(売れ切れ)などコスパの優れたものが販売されているので参考に。
前述のGMYLEリモコンはマウスの機能も含む様だが、別途空中マウスなら他には Fly Air Mouse など。

2015/5/22記事追加
動画などのメディアファイルを保管する外部HDDのケースは最近Logitec LHR-EGEU3Fに変えたのだが、数分アクセス無ければHDDを停止するのが良い。 HDDの発熱や消耗を抑えられるため、これまでのセクター不良で買い替えとなる状況を減らせると思う。 HDDがもし5年サイクルの買い替えで済むのならRAID1ミラーリングも不要だな。


◆WindowsXPメディアセンターに代わる高機能メディアプレーヤー「MediaPortal」

2009年の事、パソコンでメディアプレーヤーを作るべく、動画再生能力と消費電力を抑えるバランスを考え、ATOMプラットフォームのMini-ITXパソコンだろうと言う結論に至った。 消費電力を測定すると「35w」。 以前メディアプレーヤーとして使っていた Microsoft XBOX はなんと「200w」だったため大幅な減量に成功。
パソコンにしたもう一つの理由はパフォーマンスの優れたギガビットEthernetでファイルサーバーの役目を持つ事だ。
他のPCからあらかじめHDDに保管した動画ファイル等を再生するため。 再生時はDLNA等ネットは使わない。
(別途NASを置くと余計に電力を消費するし設置する理由が無いから止めた)

ソフトウェアはWindows XP Media Center Editionのメディアセンターに白羽の矢を立てたが、どうにも不自由で早々に使用を止めてしまった。(何が問題だったのか忘れてしまった)
とにかく次の条件で代わりを探した。
 ・MCEリモコンで「ファイルを選択」→「見る」の手軽な操作が出来る事。
 ・表示されるファイル(タイトル)の文字が適当な大きさで表示されるもの。
 ・etc

運良く当時海外サイトで見つけたMediaPortalが必要十分だった。
(VLC他、単体のプレイヤーはどれも条件に合わず却下)

MediaPortal (メディア・ポータル)
http://www.team-mediaportal.com/

自分は旧版の「MediaPortal 1」を使っている。
紹介するのはver1.3 ver1.2.3でインターフェイス画面のバランスが好み。
XPではver1.8も使用可能(導入画面で怒られるが問題無い)だが、過去リリースのVerのDL場所がわかりにくいのでこちらを案内しておこう。

※2014年現在、あらためてメディアセンター関連ソフトを探すと「Windows版 XMBC」が存在している。
 これからWindows PCでメディアセンターを使うならこれも選択肢。
※日本では「TMPGEnc KARMA」(無償)があるがサムネイルだらけで無駄に高機能で使えなかった記憶。

MediaPortal起動画面「HOME」
※表示されているスキンはシンプルなClassicでビジュアル重視のBASICモードもある。
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HOMEから「VIDEOS」選択→フォルダー選択→動画再生の画面
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MCEリモコンでその他の再生も直感的に操作出来る。
前の画面に戻るのは戻り(←)ボタン。
リモコンが使えない場合は、マウスで画面の上へ移動するとメディア操作ボタンが現れる。


◆MediaPortalの使用準備と設定画面

視聴するには、コーデック等をPCに導入し、それからMediaPortalの設定を行う

別途コーデック関連を導入し各種メディアに対応させる。
K-Lite Codec Pack(FULL版)等・・・MP4、MPEG1、2、Divx、WMV、KMV、FLV、、、MP3、FLAC、WAV、etcの再生
・PowerDVD等・・・市販DVD、DVD-ISOの再生 ※これだけ有償
DAEMON Tools LiteVirtual CloneDrive 等・・・DVD-ISOの再生
※ハードウェア・アクセラレーション設定はコーデック側の設定画面にある。

MediaPortalを導入

MediaPortal設定ツールで対象HDDまたはフォルダー、MCEリモコン等を指定する。
非常に豊富な設定が用意されている。

「MediaPortal Configuration」を起動させて行う
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[General]下の2行にチェックを入れると異常終了の監視と再起動が有効となる。
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[General]スタートアップ関連。この様にチェックしWindows開始と共に起動している。
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[GUI]サムネイルは好みではなくリスト表示にこだわるので機能OFF及び最小設定にした。
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[Screensaver]スクリーンセーバーの時間設定。Idle actionはCPU省電力設定とした。
これならHDMI出力もOFFになるので接続先のテレビでも監視~OFFが出来る。
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[Skip steps]リモコンの方向キー左右のスキップ連打で15、30、60秒・・・の増減ができる設定。連打を離すと増減の時間分スキップされる。
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[Video Folders]ビデオ再生モードで使用するフォルダーを設定。
他の[Pictures][Musics]でも同様の設定が必要だ。
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[Video Player]未指定。使いたいプレーヤーがMCEリモコン対応なら意味がある。
もしやMediaPortalが間で対応してくれるのか???
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[Video Extensions]ここに無い拡張子はビデオ再生画面でファイルが表示されない。FLVは追加した。
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[Virtual Drive]仮想ドライブ・ソフトウェアの場所を指定。
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[Remote]使用するリモコンの設定
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[Codecs and Renderer](Video Codecs)導入したK-Lightならデコーダーはffdshowに設定すべし。
もし音が出ないのならAudio rendererを切り替えてみよう。(ボリュームは他の画面)
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[Codecs and Renderer](DVD Discs/Images Codecs)導入したPower DVDのデコーダーが設定されていた。
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[Plugins]プラグイン導入によってゲームや天気予報、その他色々と機能を追加できる。余計な物は入れていない。(セキュリティーを損なうかも?!)
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ざっと解説したけれど、パソコン・ソフトならではの繊細さである。
もし動画パフォーマンスを詰めるなら、コーデック側(K-Light他)↓の設定を見るべし!


◆異常終了の監視~自動復帰
ソフトウェアの弱いところ。
自分の環境では、動画再生中に画面が止まり操作不能に陥る事が稀にある。

リモコンのバックボタン等の連打で何とかソフトウェアを異常終了させるとが出来る。そして、前述↑の様に設定アイコンから[General]の監視~自動復帰のチェックを入れていれば、異常終了後に再起動のプロセスが行われる。
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2015/12/13 追記
自身で監視~再起動出来るオプションが有ることに初め気が付かなくて、VB6で同様の機能を作っている最中に発見した訳だけれど、やっぱりフリーソフトがあるんだね。
指定したアプリケーションがフリーズや終了すると、自動で再起動してくれるもの。
Restart on Crash

再起動オプションがうまく働かない場合はそれもアリかな。


◆ハードウェアの動画再生支援でスムーズな再生
CPUは非力だが、次の設定でGPUの機能を借りてMPEG4の1980x1080でもスムーズに再生出来ている。
( GPU=Graphics Processing Unit 自分のPCはオンボードGeForce9400 )

K-Lite Codec Packのビデオの設定でNVIDIAのGPUが持っている支援機能を有効化した。
→ Hardware Accelerationに「NVIDIA CUVID」を選択
→Codecs for HWの5箇所全部にチェック(H.264,MPEG-2,MPEG-4,VC-1,DVD)
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◆電源操作について
自分の設定はこう
【終了】リモコンの方向キーで、MediaPortalのHOME画面から電源OFF → PCもOFFになる。
【起動】PCの電源を押す[半自動]。 PC横に置いてあるリモコンを取りに行く手間と同じだから。

【スタンバイ・休止状態からのリモコンON】・・・未使用
スタンバイ・休止状態で待機しても空間マウスをOFFにし忘れると割り込みが入り勝手に起動してしまうので得策ではない。(普通のマウス、キーボードでも触れただけで起動してしまう)
完全に停止した方が省電力だし(実際はUSB等通電しているが)、完全OFFからの手動ONにした。

【電源ONで自動ログオン】メディアプレーヤー専用パソコンなら必須の設定!
スタート → ファイル名を指定して実行→「control userpasswords2」入力
チェックを外して[OK]、自動ログオンを行うユーザー&パスワードを入力する。
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◆システムドライブはSSD 2015/4/9 記事追加
2015年4月、いまだにWindowsXPで稼働しているこのメディアプレーヤーPC。 WindowsXP対応ハードディスクの調達や省電力を考えてすでにSSD化済みなのだが、ここで必ずやらねばならない事がある。
お分かりだろうか? SSDにとって不要なアクセスを避けなければならない。
自分は以下2つを利用。

1) PowertoysのTweekUI(英語版)でディスクのI/O頻度を抑える
PowertoysのTweekUI英語版(Microsoft公開終了)・・・DL済みコチラ→TweakUiPowertoySetup.exe
[General]メニューの[Settings]→[Optimize hard disk when idle]のチェックを外す

2) SSD用に最適化してくれるフリーソフト、Trimとプリフェッチなどの無効化
「SSD最適化設定」・・・設定画面はこんな感じ



◆メディアプレーヤーの黎明期から現在まで
自分の記憶に残る黎明期のHTPCは2000年頃だろうか?
当時は家庭のアナログTVへDVD映像を出力するよりはPCの解像度でモニターへ出力した方が品質の良い映像が得られた。 そんな方々がお金を掛けて僅かにHTPCにチャレンジしていたのが始まりで、ソフトウェアのDVDプレイヤーが使われていた。 当時は確か海外製のものだったと思う。
その後、MPEG1・2、Divx、MKV、WMVなどのPCファイルへのエンコードがPCユーザーの間で広まり、映像品質と言う側面ではなくPC不要で手軽に動画ファイルを鑑賞できる専用の再生デッキが現れた。 2004年頃日本では長瀬産業、その後IO DATAやBuffeloなどが追随していった様に記憶している。 ただし、自分が見たい形式やフォーマットのファイルが対応しない事もあり、専用機を買った経緯が無い。 そして10年以上経過した今現在の再生デッキもWMVファイルに弱かったり、弱点が存在する。 設定も貧弱だ。 メディアプレーヤーはやはり今でもパソコンで構築する方がベターな様に思う。




おまけ

◆Windows共有(samba)へアクセスするAndoidアプリのプレーヤー 2015/4/14 記事追加

上述のPCメディアプレーヤーは訳あって常に起動しており、動画フォルダーは権限「Everyone」でパス無しでアクセス可能にしている。 そんな家庭内の利点を活かしてスマホやタブレットからWindowsの共有フォルダーを覗けるアプリを利用してみた。 これがとてもお手軽だったので紹介。

Archos Video Player Free

軽く手順をば。

外部メディアやネットワーク越しに接続する手段は画面の下の方。
お目当てはWindows共有なので「SAMBA」をタップ。
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すると、検出されたWindowsワークグループ名が表示されるのでタップ。
続いてお目当てのPC名称→フォルダーをどんどんタップしていく。
最終的に、このアプリにショートカットを置きたいフォルダー名が表示されたらそれをロングタップ!
すると、画面が戻りIndex Foldersに登録される。 ここをタップするといつでも手軽に動画ファイルを再生できる。
MP_61_2015_04_14_143740a.jpg

まだよ!まだまだ!
TOP画面・横方向では左半分にサムネイルから選択可能な画面が現れるのだが、そのために全動画ファイルを読みに行ってスマホの容量を食っていくのだ。 これが嫌ならば画面左をドラックして切り換えアプリを直ぐに終了、スマホを速攻再起動する。 恐らく次回はサムネイル画面を呼びださなければ読みに行く事は無いと思う。
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このアプリ、再生~停止を繰り返すとフリーズする事が多くて設定を見なおした。2015/9/2 記事追加
メニューのチェックは1つを残してその他を外す事で安定している様子だ。
MP_64_20150903a.jpg
再生する毎にサムネイル等のキャッシュファイルらしきものが作られていて、フリーズはそれのタイミングっぽかったのだが、その設定後は作成されなくなり、フリーズされなくなったらしい。(謎)






【備忘録】

2015/5/10 追記
購入後未使用のまま3年ほど保管していたHITACHI製AFT仕様HDDをフォーマットなど動作確認した。 AFT仕様のHDDをWindowsXP仕様のPCで利用するには通常アライメント調整をするのだが(無くても読み書き出来るが遅い)、Hitachi Align Tool は公開を終了してしまっていたので自分のダウンロード・ライブラリーの中をゴソゴソと探してアライメント調整を済ませた。(公開頁だった場所にはそれに代わるものが別途案内されているが試用版だったり制限もあるし)
俺の置き場 → Hitachi Align Tool

まだ無くては困るのだよ。 異論は認めない(笑)



2016/12/16 追記
今のNASの前に、他のWindowsXP PCで数年お世話になっていた裸族の二世帯住宅(CRNS35EU2)をバックアップ兼用の保管庫にしていて、3TBのHDDを2TB+1TBに分けていた。(但しマザーはIntelチップに限る様だ。)
 自分のものは中身が同じ海外の製品サイトからファームウェアを入手して安定稼働していたのでリンクを置いておく。CENTURYサイトよりも新しいもの。
2-Bay Trayless USB 2.0/ eSATA RAID Box: v7AGE220-SAU - iStarUSA


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