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#49 ダイソー200円電卓の液晶コントラストを調整

calk_00_IMG_8105_8111a.jpg
2017/5/10 追記(最下段)・・・多機能電卓レポ


電卓の小ネタである。
1960年代生まれの自分は100均電卓を見るにつけ溜め息が出てしまう。(今回のお題の商品は200円だけれど)
今では12桁仕様も当たり前に出ている。 ハァ~~・・・
こんにちの高品質・小型・低価格の電卓は日本のテクノロジーが生み出したモノ。 その辺の話は長くなるのでまた後述するとして、本題に入ろうと思う。

今回の小細工は「液晶表示のコントラスト調整」である。


◆実用的電卓の登場か?!と思って使ってみたら可読性に問題あったり・・・

ダイソーで新たに発売されていた12桁電卓に興味を惹かれて購入した。100円でないのが惜しかった!
12桁仕様で効率的な入力、と言う意味で実用と言ってみた。 縦16cm 横10.2cm の大きさは過去最大級。
しかし何故「赤」しか無いのだ??
calk_10_IMG_8082a.jpg


使ってみると、キーのストロークが浅く遊びが無いので入力漏れが起こらない感じ。 手持ちの大手メーカーのどれよりも入力し易かった。 この点は期待を上回った。
残念な点については、
・+/- 符号反転キーが無い!
・GT(総合計)の機能は内部で働いているようだが、呼び出せない??
・さすがに切り捨て・四捨五入のスライドスイッチは無いね。
calk_12_IMG_8083a.jpg
簿記には向いていないっぽい。

あと一点、ゴム足が役割を果たしていないのが残念。 滑る。 せかっくブラインドタッチ可能な入力のし安さなので、所有のものに交換しようと思う。
(ホームセンターのコレを、こんな風に)(100均キャンドゥーで発見!前述のより少し厚め。)


ここで本題へ!許せない問題に気がついた。 実際に使用する目線の角度に置き液晶表示を見たところ、この通り可読性が悪い。 液晶パネルは微妙に斜めに傾いているのだが、効果が無い。
コントラストの詰めが甘い商品だ。
 ・・・2015/9/21現在この問題は改善されているっぽい。所沢ダイソーで商品確認済み!
calk_14_IMG_8105a.jpg


◆コントラストの調整を試みた!

肝心の可読性の悪さは機能していないと同じ。 何とか回路の液晶駆動部分に手を加えて調整出来ないだろうか? まずは分解、と言うか説明書には電池交換の手順があるので・・・
オイ!!ネジ穴はゴム足剥がさんとイカンのか(笑)
calk_16_IMG_8087a.jpg


目的はコントラストを下げる事。 所有の抵抗(値)を各パターンの露出部分に当てながら表示の変化を確認した結果、68kΩを画像の通り半田付けする方法がベターだった。(チップコンデンサーと並列に) 濃度のお好みは、62kΩ(薄い)~75kΩ(濃い)の中から選択する感じだと思う。(電池&太陽電池と直列に抵抗を入れて全体の電圧を下げるのもアリかも?)
calk_20_IMG_8110a.jpg
(奥のLEDは光源目的じゃなくて整流用途ね。色んな電卓に使われているのだけれど、ダイオードよりも特性が電卓回路に合っているのだろう。)

例えば、ココなら手頃かも。 (メール便可)

自分の目線の角度に合わせ、改善出来た事を確認!
これでこそ使い物になるってものでしょ!
calk_22_IMG_8111a.jpg


調整完了!でいいのか?!?!
抵抗1個1円(100個入りの場合)+微量のハンダと電気代、これでどんだけ価値が上がることか! ね、ダイソーさん!


◆感想など

実は液晶パネルの駆動原理・回路を知っている訳ではないので、今回取り付けた抵抗(値)が何故効果があるのかは知らない(笑) 抵抗によってそのチップコンデンサーの容量をちょっと減らしている(と言うか時間的に充放電を遅延させて効果を弱めている)、という事で結果的に制御できているようだ。
そんな訳で、このやり方で正常に電卓としての機能が維持されるかは保証しません! 今回に限らず毎回保証外だけれど(笑)
この商品、チョット足りない部分はこうして抵抗10円+ゴム足などで200円を超える事にはなるが、ブラインドタッチも可能な入力し安さはこれまでの100均のものとは比較にならないいいモノを持っているので気に入っている。 


ちょっと小話を。
冒頭の「小型・高品質・低価格の電卓は日本のテクノロジーが生み出したモノ」の続き。
画像で価格の変化を超ダイジェストにまとめてみたのがコレ↓ (クリックで拡大)
calk_50_c09p7p.jpg

東京オリンピックが開催され、自動車やカラーテレビなどが爆発的に売れた1960年代。 シャープ、カシオ計算機、日本計算器(現:ビジコン社)などが社運をかけて電卓開発を競い、半導体(トランジスター)の集積化(LSI化)等によって50万円だったものが1969年には10万円を切るまでに至った。 物心がつく前の出来事であったし、その系譜は1991年7月に放送されたTV番組で知ったのだが、技術者魂がとても素晴らしく感銘を受けた。
→ 「NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝 第4回 電卓戦争」
  ※上記の映像はこの番組から抜粋させていただいたもの。

ちなみに自分が中学生だった1982年頃は普及価格の8桁電卓は3000円台ほどだったと記憶している。 それが、まさか、まさか、100円ショップなるものが世に出てそこで売られる事になろうとは(泣)
で、そんな電卓開発の物語を知ったうえで100均電卓を見ると溜め息が出るのである。 なんて価値の低いモノになってしまったのだろう、存在感の薄いモノになってしまったのだろうと。

その「NHKスペシャル 電子立国 日本の自叙伝」は1991年7月放送の20年も前の番組で、国内にはまだ多くの電子産業の製造業(工場)が存在していた頃の話なので現在とは大分様相が異なるけれど、半導体、電卓、コンピューターに関わり支えてきた日本人技術者の功績が分かる素晴らしい番組なので、是非お勧め。
TSUTAYAにもレンタルDVDが出ている。 アララ...コンナトコロニ


◆活躍した道具たち

プラスドライバー、ニッパー
calk_90_NIPPER.jpg


半田ごてセット(参考)
calk_91_HANDA_KOTE.jpg





2017/5/10 追記
◆多機能電卓レポ!

ダイソー300円の10桁電卓に興味をそそられ購入。 丸めと小数点変更の設定スイッチが付いた多機能なもので、ボタンの硬さが自分が求めるフィーリング(上記200円電卓と同じ軽さ)ならここでイチオシしちゃおう、と思ったのだが・・・

気になる点を一枚の画像でまとめた。
結果、肝心のボタンが硬いのでオヌヌメできない(笑) 初見で思った横型デザインの違和感、簿記検定の机で使うのなら邪魔になるかな。 何故横型なのだろう?
calk_61_DSC05326b.jpg

ボタンが硬いとどう困るのか。ちょっとでもボタン中央を外すと力負けしてボタン全体が下がらないので反応しないのだ。だからこの点がダメなら電卓として使えない、と自分は評価する。



例えば「使えるコンパクト」に拘って購入した Canon LS-101T (近所のスーパーで800円程度)がお気に入りなのだが、ボタンが軽くこの点の使用感はダイソー200円電卓の方に近い。これオヌヌメ♪
calk_62_DSC05336a.jpg

ではでは!


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