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#48 光学ドライブのイジェクト不良メンテナンンス

OPT_00_IMG_7969.jpg

デスクトップPC内蔵用のDVD、ブルーレイの書き込み対応ドライブ、
Pioneer 「DVR-S17J-W」 「BDR-206JBK」である。
2台とも長いことトレイが自力でイジェクトしない状態だった。
(ただしディスク装てん状態ではイジェクトする)・・・こっそり重要ポイント!
読み書き自体は出来るものだから、毎回付属のピンを差し込んでイジェクトして使ってきた。
そう、読み書きは問題ない。問題はイジェクトだけ。
こんな動作不良は近年の安さの象徴だろうか?昔のドライブでは無かったな。

そろそろ快適に使いたくなたのでWEBで先人(こらこら)の方々の情報を参考にしてから分解した。
結果、2台の状態が少し違っていてそれぞれに応じた処置によってイジェクト不良を攻略出来た。


2015/12/16 追記
始めに結論を言わなきゃね(笑)
イジェクトしない原因は根本的には2台とも似たようなモノだった。(処置はそれぞれ)
光学ドライブは「1モーター」で開閉に関わる駆動パーツを「連携して」「全て」動作させているのだが、、、

   モーター
    ↓
   ベルト
    ↓
   ギ ア 
  ↓   ↓
作動板  トレイ前後   ・・・作動板とスイッチON/OFF連動
 ↓
ディスク           ・・・クランプ(鉄)+スピンドル(磁石)でディスク挟む部分
クランプ開閉

いづれかの動作の負荷に対しモーターが負けている。
そして、連携しているのだからどれか一つ止まると全て動作しない。・・・ここ重要ね!
ただしベルト自身は問題ない。(スリップしてない)

イジェクト開始で負荷がかかる箇所
a) 「ディスクを挟(はさ)むクランプを離す」過程・・・一番大きい
b) 同タイミングで「トレイ・イジェクト開始」・・・若干

処置のうち1台は、
・各駆動パーツのグリスアップで解決。 (根本的にはディスククランプの負荷が大きいが)
もう1台は、
・ディスククランプ(挟む)の間隔を "ディスクの無い状態のみ" わずかに離してやり開く時の負荷を弱めて解決。
 →ディスクが無い時はクランプが余計にスピンドルと密着しており、磁力が最大に引き合う。そこが問題なのだ。

と言うか、モーターのトルク(回転する力)が弱くなっているのかも知れないが、そんなモノ直せないので無かったことにしている。

以上を踏まえて処置をしている。





◆その1・BDドライブ「BDR-206JBK」分解、処置

このドライブはグリスの付け直しだけでイジェクト動作は回復した。

ネジを外すと金属カバーは外れる。(上カバーは両サイドへちょっとだけ広げると外れる)
ベゼルは下側を手前に引く(湾曲させる)と上に外れる。
OPT_01_IMG_7914.jpg
(あれ?本体ひっくり返して撮影してしまった(笑) )


こうしてトレイも外す。
OPT_02_IMG_7919.jpg


慎重にコネクター類を3箇所外す。
裏面小さい方は手で左右にずらしながら、ゆっくりと。固い部分を持って慎重に。
(道具だとキズつけるので使わないこと。ちょっと力が要る。)
OPT_03_IMG_7931.jpg


ピックアップ、スピンドルのユニット前方の軸を外す。
OPT_04_IMG_7921a.jpg


後方のネジ2箇所を外す。
OPT_04_IMG_7925.jpg


小型のマイナスドライバーで引き上げて外す。
この白い作動板は脱着が面倒。コツが要る。
OPT_05_IMG_7936.jpg


あとはギアも外して、摩擦部分の「清掃&グリスの塗布」を行う。
画像に無いが、白いギアの摩擦部分(歯車部分、軸、底面)にも同様の処置。
OPT_06_IMG_7934.jpg
注:グリスは必ず樹脂用のものを! [参考]モリブデングリス 87022 10g

トレイ裏側のガイドレール部分先端にもグリス塗布。(組立後でも可能)
この斜めの部分は、イジェクト初動で作動板がトレイを押し出すところ。根本的な原因か微妙だが。
OPT_08_IMG_7988b.jpg


メンテナンンス完了! 組み立てて動作確認。
トレイのイジェクトは正常


2016/10/5 追記・・・イジェクト不良再発
BDR-206J が再びイジェクト不良となったのだが、原因はベゼルにあった。(クランプ&スピンドルではない) この製品の、ベゼルが閉じると本体と密着する気密を保つ構造にある。ベゼル内側のこの柔らかい素材が若干粘着力を持っていて、本体に粘着してイジェクトに負荷がかかるのだ。(所有の他のPioneer DVDドライブも同様の構造なのだがそちらは問題ない)
OPT_09_DSC04407a.jpg


試しにベゼルを外した状態だと問題なくイジェクト可能。
OPT_09b_DSC04412b.jpg


開発陣は1モーターで「スピンドル&クランプ」だけでなく「ベゼルの粘着」の負荷も背負わせていたんだな。

この柔らかい素材は意味があって存在しているので(ホコリの侵入を阻止するのかな?)除去はしない。さて、どうやって粘着力を無くせば良いのだろう? 未解決だが、ベゼルは元通り組み立てて、イジェクト時にツメをスキマに掛けて引けばトレイは出てくれるので今のところ支障はない。
さてどうしよう・・・

2016/10/11 追記
その、ベゼルの粘着物についてコメント下さった方からヒントをいただき、自分も何か塗布して無効化出来ないか考えてはいたのだが、その前に一つ思いついた。粘着物そのものを軽く高温で変化・変質させて乾燥とか表面だけ微妙に硬質化出来れば良いなと。で、実施してみた。

ドライヤー1000wの温風を左右に振りながら、15cmかそれ以上の距離でベゼル全体に、3分間当て、最後に冷風で冷ます。これを2セット行った。
OPT_50_DSC04415a.jpg
※実際にはベゼル付近に手をかざして加熱程度を加減しながら。溶けたり変形しちゃマズイので。


結果は良好!
トレイを数時間閉じた状態からPC起動してイジェクトすると非常にスムーズに開く。そのベゼルの素材は弾力性は変わらなそうだし、これで暫く様子を見よう。






◆その2・DVDドライブ「DVR-S17J-W」分解、処置

このドライブは前述とはちょっと違い、
清掃&グリス塗布し直したがイジェクト不良は直らず
  ↓
クランプ側にテープを貼ってイジェクト成功!
冗談じゃなくコレお勧めね(笑)


【イジェクト動作と負荷】
本体を眺めながら動作を見直した。
ケースを外した状態で電源を接続してみると、イジェクト動作は非常に軽快だった。何故?( ゚д゚)ハッ !
よく考えたら、スピンドル(下・磁石)と密着しているはずのケース側のクランプ(上・鉄板)が無い状態。

イジェクト動作を書き出し! ・・・2014/11/11 修正
①モーター回転 → ギア回転 → 白い作動板が横へ移動
②その作動板の横移動で、スピンドル&モーターが下がり磁力で引き合うクランプから離れる・・・負荷・大
③同時にトレイを押し出す。
④トレイが全部出たタイミングで、作動板はギアから外れ、スイッチを倒す(OFF)・・・モーターの電源を切る?

要は、何らかの原因でモーターのトルクが弱く、負荷のかかる
「②スピンドルがクランプから離れる」の動作が行われない。
この動作が完了しないから③「トレイが出る」に連携できないのだろう。

ならば、スピンドルとクランプの密着を少し離してやろう!引き合う力を弱められれば問題は解消するはず
方法は、クランプ側の中心部に薄い梱包用テープを1枚切り貼りするだけ。(2枚でも良さそう)
まれに開かない症状が残りテープ2枚貼りにして解消!・・・2014/11/10 追記

最低限の分解・・・2016/8/30 追記
クランプへのテープ貼りだけなら、ピンとプラスドライバーを用意して次の3工程ほどの分解で済む。
ステップ1 ピン挿入でトレイ開ける
ステップ2 全面のベゼル周辺のツメを外す
ステップ3 ケースを留めているネジを外す
OPT_10_IMG_7970a.jpg


2016/1/24 追記
このテープ貼りなどより、もっと簡単に・もっと効果的な厚さの パンチ穴の補強シール(コクヨ ペーパーパッチ) なるモノで解決された方よりコメントを頂きました。 記事をご覧あれ!
パイオニアのブルーレィドライブを修理する(創造の館)



組立後の動作は、トレイのイジェクトは正常♪

モーターのトルクが弱い事への根本的な処置ではないけれど(そんなの直せる見込みが無い!)、
暫定処置としてはベストだと思っている。
理由はこの通り
冒頭で説明した「ディスク装てん状態ではイジェクトする」がポイント。
そして、テープを貼ったスピンドルとクランプの間隔の方が狭いはずなので”テープ貼り”はディスク装てんには影響は無いという想定。
OPT_12clump_01b.jpg


この正しさを証明するため、DVDディスクへの書き込み&ベリファイの確認をしたところ、
・回転時のスリップ音などの異音は無い。
・書き込みは正常に完了した。

処置完了♪




2015/10/17 追記
いやぁ、後から見て一連の処置の説明が上手くできていないと思った。 特に直前の「クランプディスクへのテープ貼り」の理由。 何故この処置が有効なのか!

基本はこういう連動である事は想像出来る思う。

ディスクを挟むスピンドルとクランプディスクが離れる・・・磁力に対抗して!
     ↓
トレイはイジェクトする

ところで、現象から、

ディスクが挿入されている場合はトレイは開閉できている
 →スピンドルとクランプディスクの距離が離れているため磁力の効きが弱い!
 →速やかにクランプが離れてトレイイジェクトの動作へ移行出来る。

       だから

ディスクが挿入されていない時もスピンドルとクランプディスクの距離を離してやる・・・テープ貼り!

という事なのだ。
それが、上図①~③の説明なのであった。

正直Pioneerは何故こんな簡単な事をスクリーニング(事前の不具合予想&対策)が出来なかったのだろう?
これソニータイマーと一緒だよ(笑)






◆感想など

最善の処置は実際に分解&メンテを経験してみないと分からないものだ。
再度ネット検索してみると「スピンドルがクランプから離れない」の書き込みは見つかった。
でも、処置については見当たらなかった。
今回はこの機構の動作を観察して正しく把握する事が出来たので、クランプの処置を発想出来た♪

ところで、動作パーツについて再確認。
OPT_20_IMG_7925b.jpg
前後するトレイの裏にはガイドレールがあり、そこにこの作動板の突起が入り左右に移動するんだね。
すると、作動板が歯車と噛んだり外れたりスイッチのレバーを倒したりする。
ちなみに、何処かの記事で作動板の端のギアの山が低いのを「欠けている」説明がされていたが、そこは始めから低い状態である。 前述の「歯車と噛んだり外れたり」のための設計だ。

2016/10/6 追記
光学ドライブは調整に次ぐ調整でトレイ不具合は何とかかんとか。修理のレベルではないよコレ。 ここまでくると、日本の製品は修理や購入サイクルを早める設計でもしているのか?と思ってしまうな。他の様々な製品が部品の調達すら困難になってきているし、修理に出すと結構な金額になる。消費者の低コスト思考も歯止めがないのは確かなのだろうが。なんだかなー。


◆活躍した道具たち

カッター、プラスドライバー・大、プラスドライバー・中、マイナスドライバー・小
OPT_90_IMG_7986.jpg


参考「USB to S-ATA/IDE & 電源」
電源だけ使った。ドライブのカバーを開けながらの動作確認が出来たのでとても役に立った。
(ドライブ用電源てのがありますねぇ→TIMELY ドライブ用AC電源 UD-ACDC100NS、それと画像
OPT_92_IMG_7982.jpg



2014-10-18 追記 おまけ!

嘘を申しておりました。いや嘘でも無いのだけれど。
BDドライブ「BDR-206JBK」の末番は黒色。
でも↑の画像は黒ではなく白のベゼルでしょ!
すっかり馴染んで忘れていたが、つや消しの白を塗っていた事を思い出した。
当時の記録画像も持っていた(笑)


ベゼル周辺(スイッチも)を外し、カラースプレー、マスキングテープを用意
アサヒペン クリエイティブカラー 100ml 58 マットクリヤー
OPT_30_IMG_1255a.jpg


塗装面以外を丁寧にマスキングテープで覆い、数回スプレーで重ね塗り。それだけ。
(写っていないけれど使い捨て手袋くらい用意したかな)
OPT_31_IMG_1260a.jpg


これこの通り! 始めからこのカラーだった様な出来栄え(笑)
OPT_32_IMG_1291a.jpg


秋葉原へ買いに行ったものの、お目当てのPioneerお買い得品が黒色しか無かったのね。
あ、塗ればいいじゃん!!と思いつき即購入した経緯。




2016/10/11 追記
最近、光学ドライブ2台が使えない状態に陥った。エクスプローラーの画面からドライブが消えていて、デバイスドライバーの画面を開くと不具合が起こっていた。2台ともイジェクトするし2台ともイキナリ使用不能となると、電源・S-ATAのハードウェアの問題ではなく、ドライバーに絡むソフトウェアの問題なのだろうか?と考えた。念のため、ハードの故障では無くともS-ATAコネクターの付け替えを試すべきだろうとマザーボードに挿しているS-ATAコネクターを挿し替え、戻してみた。(その都度電源を落として) すると、アッサリ2台とも認識されてしまった。

後で解ったことだが、どうやらこの不具合はドライバーのアンインストールでレジストリーの編集を正しく処理しなかった結果なのだと。そう言えば、光学ドライブ絡みのソフトウェアを削除したり入れ替えたり、前日にしていた。


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