#85 塩ビ管で竿上げやらシフトアダプターやら

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幾度となくお世話になっている塩ビ管の「加工の自由度」とか「強度&しなやかさ」のバランスが素晴らしく、小ネタを2つ取り上げてみた。

【竿上げ】・・・画像左
100均でもショボいモノが売っているが、オフクロさんから2つ希望され余っていた塩ビ管(呼び径13つまり内径13mm)を利用。
【シフトアダプター】・・・画像右
SUZUKI自動車のAGS対応シフトレバーへの取り付けを想定したアダプター。
ネットでは質実剛健で一万円を超える高価なモノを使用されているのを見かけたり、自力で汎用品の金具などが流用できないか試行錯誤をされている方も居る。 そんな様を見ていて塩ビ管でも出来るんじゃね?!て事で作ってみた。
自分はSUZUKIの車は持っていないのだが(笑) 相変わらず平成一桁のトヨタ カロ2。




◆竿上げの制作

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塩ビ管(VP管)はドライヤー程度の熱風でも軟化する。効率を望むのならヒートガンでガシガシと曲げ加工が出来る。 大まかな作業は切って曲げる、これだけ。



竿上げ用途なら呼び径13の塩ビ管(VP管)が適当かと購入。
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竿を挟むV字の溝の深さを適当に決めて切る(ホビーのこ)。7~10cm程度かな。
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ヒートガンをV字となる根本に当てて、指で広げていく。
その後、自分は好みで平たく仕上げた。・・・やらんでもOK
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バリで怪我しないよう人に優しい仕上げのため、棒ヤスリで研磨。
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握りの部分に滑り止めとなる一工夫をしたくて、短く切断したものをこの様に加熱、少し膨張するので何度も竿上げの下からハメ込んでみる。そのうち通る。
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引っ掛ける為の紐を通す穴を開けて完成!
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オワタ!



以上の切断、加熱加工、研磨、穴開け、などが出来れば想像次第で手作りの枠が広がってく。
って事を言いたかったのだが、これだけだとちょっと物足りない。 次の記事が用意出来たので合わせて投稿する事にした。





◆AGSシフトアダプターの制作

AGSとは?「suzuki ags」でググってみてね(笑)

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必要でもないのにノリで作って自宅の椅子の肘掛けに結束バンドで取り付けてみた。 実際固定するなら丈夫で場所をとらない結束バンドが適当。 「耐候・耐熱」仕様の結束バンドを強くオヌヌメ。



先ほどの竿上げより太めの呼び径20(内径20mm)にした。取り付け箇所や握りとしては適当でしょう。 あと、穴を塞ぐのにTSキャップ(もち呼び径20のもの)を合わせて購入。 前々回の記事で呼び径13で使った穴埋め部品のφ20mmがあればシンプルで良かったのだが見つからなかった。
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長さは、握り部分20cm+固定部分6cm=26cmで切断。
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まず固定部分の加工は、先ほどの竿上げの「V字」加工の要領で。 映像では分かり難いが、固定部分の足の曲げ加工は直角ではなく少し斜めに倒す感じに。 (シフトレバーは水平じゃないと思うので)
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続いて、平たく仕上げるために加熱してスクレーバーで押し付け。 両方出来たら手前となる方のみカット。(シフトレバーの手前の方に取り付けると恐らく邪魔になるから)
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ここは好みの処置だが、てっぺんのTSキャップは刻印の凹凸を研磨して平にしたうえでアルミテープを貼ってみた。
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TSキャップを塩ビ管専用の接着剤で固定して形になったところで重さを測ると82gだった。 この軽量は金属製にはない利点。
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※AGSシフトレバーはなるべく軽い方が上げ下げの感覚に差がなくて良いだろう。



固定部分の加工。
結束バンドが頼りなのだが、ちゃんと固定出来るよう引っ掛ける溝を設け、円筒の下部分に穴を開け結束バンドを通す様にした。塩ビ管の柔らかさがちょっと不安なので変形防止にハトメを入れると安心かも。
試しに肘掛け椅子に固定してみたが、塩ビ管の柔らかさで僅かな「しなり」はあるものの、実用的な強度は確保出来ていると感じた。
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実際車内で使うなら結束バンドは耐候・耐熱使用にすべき。 前述の画像の様にむき出しのままではなく何らかの保護(以下にあげる伸縮チューブやテープ)をするにしても、劣化を押さえ、剛性が増すので。
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100均でこんな物を見つけたので伸縮チューブを被せてフィットさせてみた。 まあ今回は実用じゃないので例えばの話。
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実用としては、こんなグリップテープを巻けば格好がつくでしょう。 いづれにしても安くすむ。
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こんなAGSシフトアダプターはどうでしょう?
金属製で自前で加工できればそれに越した事はないけれど。


以上の2本でした!







◆感想など

塩ビ管は便利だった。
何かを作る時、いかにして手軽に、安く、適材適所にハマル物は何かって事を良く考えるけど、一つの材料に固執しちゃって思考停止する事が良くある。 これはもう一旦ホームセンターに居座って色んな商品を眺める。 始めは使いたい材料にばかり目が行くのだが、後で風呂やトイレで脳が良い方向へ妥協したり切り替わったりして色んなバランスを取ろうと解決へ向かうみたいだ。

場面によっては金属加工が出来ると良いのだが、作業場所や電源の都合で「削り」や「溶接」が出来ないし、技術がない。 将来は何とかしたいな。



◆活躍した道具たち

スクレーバー、ヒートガン
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紙(布)ヤスリ、棒ヤスリ
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カッター、ホビーのこ
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定規、油性ペン(マーキングの際はセロテープ貼っとく)
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パイプカッター(ダイソー400円だったか?)
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充電式ドライバドリル マキタ DF440DRFX (バッテリーは14.4V)
ドリル刃はφ4mmを使用した
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ドライバードリル 充電式の例(電圧は高い方が良いです)
日立工機 14.4V コードレス ドライバードリル 充電式 充電器、予備電池、ケース付
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V バッテリー2個付き
マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V 本体付属バッテリー1個搭載モデル



ドライヤー(ヒートガンあれば不要)
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#80 車のエアコン吹き出し口を直したつもり

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愛車カロ2windyのエアコン吹き出し口が上下も左右も言うことを聞かない。

「上・下」角度を上げても重みで下向きにカックン!
「左・右」幾つかのルーバーが上の軸が外れて上手く風向きを変えられない

経年劣化?長年ドリンクホルダーを引っ掛けた負荷がマズかった? ディーラーに修理を相談をしたが、

「もう部品がありません」

ですよね~wwwww 齢20過ぎてますから

「車を数日間預けていただければ、修理にチャレンジして接着とか可能な対応してみますが?」

との事だったのだが、それなら自分でやるわ!って事で自力で直した。
ただ、このルーバー部分の修理にあたって「取り外し・取り付け」が正しいやり方でないと痛い目に会う。 と言うか、会った。 こんな風に無理やり外したり取り付けたりすると無理に変形させてしまい、運が悪いと破損や部品が外れてエアコン側内部に落下するのでお勧めしない。 
ここはお金が掛かっても、

取り外し・取り付けはディーラーや修理工場に頼みませう!

もし例えば2日間合計1万円未満なら痛手ではない。 自力の修理費用は手持ちのプラリペア以外は100均商品しか掛けていないので。



◆送風口の状況、修理まとめ

こんな感じである。ボロボロ。
真ん中のルーバー(横方向)だけ下に軸受が必要なのだが、送風口4個のうち2個が脱落していて無かった。ぐらつき不具合の原因の一因だった。
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各修理をまとめると、こう。
a.上下角度の固定には「100均の魚の目パッチ」を横に貼ってスライス(厚さ1/3に)
b.各ルーバーの連動棒は「100均の下敷き」から切断&穴開け加工などでを作る
c.枠の緩み(ルーバー軸グラつき)はクランプ(ダイソー200円?)で圧力かけて加熱
d.破損・紛失の軸受はプラレリペアで作って研磨
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あとは、取り付けをディーラーや修理工場へ頼むべし。(金掛けて)
この修理っぷりには恐らく関心されると思う(笑)




◆各修理の詳細
前述のドライヤー以外は分かり難いので詳細をば。


破損・紛失していた真ん中のルーバー(横方向)の軸受はどうしても再現しなきゃならない。 プラリペアの登場である。 運良くほぼ原型を留めていた軸受1個を元に、まず型をとった。 はめ込み部分を下にして。
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出来た型に、プラリペアの粉とリキッドを交互に落としていき、微妙に多めに盛る。30~1時間待って取り出し研磨して完成。
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次は各ルーバー(横方向)の連動棒。


100均の下敷きを利用。 素材はPVCで丁度いい柔軟性だと感じ選定した。
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カッターで切断して(4mm幅だったか?)元の連動棒の穴の間隔をマーキング。 穴開け加工。 φ1.5mmドリルを使い若干穴を広げた。 上手く開けると”プチン”とルーバーの軸にハマる。(若干引っかかる)
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補足。
実はこの横方向ルーバーの修理にともない、ルーバー1つ、連動棒に挿し込む突起を折ってしまい、こんなプチ修理もしている。
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送風口がカックン!と下向きに落ちてしまうのを解消するには、適当な摩擦が必要。 これは100均の魚の目パッチを利用(笑) 両端の軸にパッチの穴を合わせて貼るのだ。 厚さは色々と試した結果1/3にスライスしていい具合となった。
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※魚の目パッチの形状は色々とあるのだが、最終的にはこの長いタイプのモノに落ち着いた。


以上、修理完了!



カックン!と下向きに落ちなくなったし、左右方向のルーバーも軸が外れずに連動する。
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以上、終了~♪



◆感想など

 事前に同様の不具合についてネット検索したところ、似た形状のルーバーだと意外に少なくないと感じた。 お馴染み「みんカラ」でも自力で外して上下角の固定は他の方法で直している様だ。 ただ、見ていて全然良い処置では無いと思ったので魚の目パッチに辿り着いたのね。 ってゆーか「みんカラ」の記事はどれ見ても写真画像一枚とか修理の詳細が全く無いのであまり参考にはならなかった。 「みんカラ」の投稿システムがやり難いのかズボラなユーザーが多いのか。
 中古を購入して20年以上経っているからなぁ。 これからも部品が調達できない事が多々あるだろう。 今回はダッシュボード周辺の分解が解らず無理やり直したけれど、そこも課題だなぁ。



◆活躍した道具たち

ルーバー外しに使ったのはこのピン抜き。
ベッセル(VESSEL) ドライバーセット ファミドラ8 TD-800
(車ならコチラがお勧め→ 内張り外し工具 自動車整備工具 車メンテナンス 5本セット 樹脂製の家具パネルにも対応 
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カッター、油性マジック、30cm定規(下敷き切断で背の部分を利用)、ミニドリル、マット
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1.5mmドリル刃、極細ドリル用六角軸精密チャック、電動ドリル
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ノギス
(最低限しっかりしたものが欲しい ミツトヨ 530シリーズ M型標準ノギス N15 530-101
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細工用ヤスリ(プラスチック対応)
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問題のアシスト?自転車を所有していた件

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2016/12/5 追記あり
2016/12/15 追記あり

いつもの小細工ネタはお休み。
変わった製品を所有していた事が発覚したので軽くレビューをば。

日本タイガー電器株式会社 「bicycle-452assist」

我が家にあった、知る人ぞ知るアシスト?自転車なのだが、なんと!ついこないだ2016年10月27日のニュースで

「アシスト比が基準を超える製品」

として公表されたうちの一つだった。

2016/12/10追記
同社の製品全てではなく、踏力を正しく検知しアシスト比が基準を満たすちゃんとしたアシスト自転車も販売されているので問い合わせをオヌヌメします。


消費者庁
・道交法の基準に適合しない電動アシスト自転車に乗るのはやめましょう!
 まずは、お持ちの自転車の型式について確認をしましょう!(2016年10月)
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161027kouhyou_1.pdf


と言うか、これは高齢の親父の所有物。今年(2016年)の春、親父に代わって親父の所有物の整理を母から頼まれ自転車の面倒も見ることになったのだが、この初めて乗るアシスト?自転車の動作原理にとても違和感だったし、事情が判明してビックリというか納得してしまった(笑)

まず発売元が公表しているスペックらしきものがコレ。
保管されてた新聞切り抜きが注文先のSantasan(日本タイガー電器株式会社の通販)で、メモ書きから2年前(2014年)購入したらしい。
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前カゴとワイヤー鍵が付属し、広告右側の小さな小さな説明書きにもあるが、
 組み立て工賃4500円を含めて44,300円
だった様だ。リア6段変速機が付いてて一見コスパが高そうだが・・・

最初の違和感。
付属の説明書には、その切り抜きにある仕様の記述が一切無かった事。どういう事なのだろう?
・電動アシスト自転車
・軽くて丈夫なアルミフレーム
・タイヤ径26インチ
・乗りやすい高さ76cmの低めのサドル
・長く走れる大容量12Ahバッテリー
・シマノ製6段変速機
・白色LEDライト
・ラクラクスタンド

以下はネットや実物から。これも説明書に一切無い。(何ならpdfをUPしようか?)
・電源:充電式シリコンバッテリー →実測約8.8kg
・充電時間:2~8時間
・走行距離の目安:約40Km(積載重量60kg/満タン充電時)
 ※基準測定方式での目安であり、走行状況や環境によって大きく異なります。
・補助速度範囲:24km/h未満
・体重制限:85kg
・原産国:中国
・性能/機能: アシスト、自己走行(自らの足の力で漕ぐ)の2way!
・付属品: 充電器、予備ヒューズ 5A 250V、組み立て工具


で、次が大事な所なのだが、説明書16頁の中にある12頁中に1行に、

「この自転車はペダルを漕(こ)ぐ動きを検知してモーターが動作するタイプですので、坂道でご使用の際には変速ギアを軽い状態で・・・」

それを始めに言わんかい!!!
つまり、スタートは完全に人力なのだ(笑)(実際はペダル1回転弱まで)
高齢の親父が乗らなくなったのはその辺なのかな~。



◆実際どんな代物だったのか

乗ってみての感想。
これはアシスト自転車では無いと思う。

違和感と疑問含め、扱ってみての率直な感想は、、、
・バッテリー抜きでも重量はヘヴィー級。「軽くて丈夫なアルミフレーム」とは思えない。
停止状態から踏み込んでもアシストしない!上り坂の発進は困難。
・どうやらペダルの回転を検知してモーター回してるだけ!
・平地のスピード感が速い!ペダルを回す力だけでモーターが30Km/h出しているっぽい
・ただしキツイ上り坂はローギアでペダルを思い切り踏まないと登れない。(モーターのトルク自体は強くない)
・ライト兼用のバッテリー残量計、前カゴのせいでライトが意味をなしていない。
・後輪のタイヤ&チューブの交換が、モーター一体型のため面倒くさそう。


恐らく、モーターを回すきっかけとなるセンサーはこのクランク根元付近の回転検知1箇所だけと思われる。ペダル踏み込み用の検知は無い様だ。
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そのなんちゃってアシストの制御だが、こんな感じ。
 走り始め → ペダル1回転弱でモーター回転始める
 速度が出ている → ペダル3~4回転でモーター回転始める

ペダル踏み込みのセンサーが無いため、恐らく、速度(モーターOFF時の)によってONになるペダル回転数(ペダル回転速度)の検出が変化する様だ。
そして大事なモーターのトルク(回転の力)については恐らく、

モーターのトルクは速度に関係なく一定っぽい。(最高速度まで)


難点について、「走り始めはアシストしない」以外にもう一つ解った事、

「走行中ペダルを漕ぐのを止めてモーター停止すると、ONになるまでの間ペダルが重い」

モーターの回路が閉じて通電しているからだろう。逆起電力が掛かっているので重たいのである。(ググレカス)


以上が乗ってわかったことDeath!!
もう結論は出ました。
ご近所へ譲る話もあったのだが、無かった事に。廃棄決定ですな(笑)

2016/12/15 追記
自転車は廃棄ではなく、無事引き取ってもらえた!
自宅前を通りかかったリサイクルショップの回収車へ声をかけたところ、やはりこの自転車の事は耳に入っていたようだが手短に状況を説明して解っていただけた。もう綺麗サッパリ忘れよう。



◆日本のアシスト自転車の定義は?

前述の消費者庁の説明pdfの通り、道路交通法による日本のアシスト自転車の定義は、

人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比が
「走行速度10km未満では最大で1:2」
「時速10km以上時速24km未満では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少」
「時速24km以上では補助力が0」

ちゃんと、「ペダルを踏む力」と記述が有るわけです。
なので、その検出が無いものは日本では道路交通法の言うアシスト自転車ではないだ。

酷いよな、日本タイガー電器のなんちゃってアシスト自転車!


あるべきペダル踏力の検出とか、電動アシスト自転車を構成する要素についてはここが参考になった。
→ 第112回 アシスト新基準 ?再注目の電動アシスト自転車?|テクの雑学|TDK Techno Magazine
  http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200903/index2.htm




◆もう一つ酷いところ

ちなみにも一つ、使えねぇ!てところが。
ライト兼用の残量計は当然ハンドルの部分なのだが、この位置が災いしてライト点灯が役に立たないという・・・
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まあ、踏んだり蹴ったりな仕様でしたな。
公道ではない、どこか広い敷地内の移動手段には良いのかも。



◆感想など

自分はアシストは興味無かったので動作原理は良く解らないままだったけど、まさか、多少の原理や道交法の知識をもっておかないと騙されてしまうご時世だったとは知らなかった。 
詐欺だよなぁ、これ。 →原因は道交法の整備の問題かも



◆専用ダイアルへ電話してみた 2016/12/5 追記

メーカーへの確認はしておきたいな。
消費者庁や警視庁交通局のpdf に掲載された日本タイガー電器株式会社の専用ダイアルへ電話した。

音声案内で対象となる「Lot番号」「届け期間」が流れたのだが、なんと対象外!
いやいや、全く納得できないのでそのまま繋げた。


「所有の製品は案内のモノとは異なりますが、確認させてください」

サポート
「対象となるLot番号はxxxxxxxxでお届け期間yyyy/mm/dd~yyyy/mm/ddになります・・・
・・・自転車の速度24km/hまでモーターがアシストして27km/hで完全に切れる、この仕様を満たさないものを今回対象とさせていただいています。」


(んん?何だ27km/hと言う定義は?)
「がしかし、道交法のアシストの基準と言うものはスピードだけではなくペダル踏力とモーターのトルクの比率も含まれますよね?」

サポート
「対象の自転車は型式認定の取得はしていませんので、トルクセンサーではなくスピードセンサーによって人力の2倍以上の速度が出ないようになっております。」
「お客様の仰っている事(ペダル踏力とモータートルクの比)とは異なってくるとは思いますが。」


(型式認定?んん??2倍という数値を速度に置き換えているぞ?)
「因みに型式認定について教えていただきますか?」

サポート
「YAMAHAさんのアシストを基にした任意の認定があるのですが、この型式認定を通す場合には仰っているトルクセンサーが必要になる様です。」


「話の内容はわかりました。ただ(認定云々)法的となると法を満たす仕様であるべきなので、もう少し根拠を詳しく知りたいです、」

サポート
「ある体重の人を基準にトルクセンサーのアシスト力を逆算してコントローラーやモーターで速度の制御を行っています。」


(解らないお・・・)
「擬似的に、出る速度に対するモーターのトルクを割り出して設計されていると言う事ですかね?」

サポート
「ご心配されているスピードセンサーが違法にあたるかと言う事であれば、違法では無いと言う回答です」


「それは、型式認定を回避する事で御社としては踏力の最大2倍(~10km/hの時)を独自に整えている、と言う事ですかね?」

サポート
「そうですね。悪い言い方をしてしまうと、法的にはグレーと言う事で・・・」


「グレーですよね!?(一歩ゆずって)」

サポート
「そうですね。ただ、型式認定の基準からは外れておりますので、スピードセンサー自体が日本の法律として違反している訳ではございません。」


(あれ?自転車ではなくスピードセンサー個別の話なの?)
「違反ではないと言うと語弊があると思うんですよ。法的には回避している、ですよね?」

サポート
「そうですね」

~~ 以上 ~~

メーカーの主張を真に受けると、ニュースでは、
 「オーバースペックの電動アシスト自転車が見つかったよん!」
 「該当の製品で公道を走ると道路交通法にも違反する可能性があるでぇ!」

と公表しているのだが、

取得されていれば道交法的に認められた自転車となる「型式認定」取得は任意である事。
型式認定がなされていない自転車でも公道を走れるが、
走れる根拠はメーカー責任

と言うことになる。

【結論】・・・今回のメーカーの説明で筋を通した場合
つまり、法的には逃げ道があるって事です。自転車だけに・・・
補助モーター付き自転車に関しては、おそらく道交法で完全に取り締まっている訳では無い様だ。をいをい!
にもかかわらず、消費者庁や警察庁は今更 道交法に適合しない「電動アシスト自転車」をやり玉にあげた、てことらしい。 後手後手じゃないか。 消費者は決して安くはない金出して信じて商品を買っているんだよ! どうしてくれよう。


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#67 ドラレコ必須の偏光フィルターに角度調整ホルダー

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※リングに付いているのは自作の針金ホルダー

 ドスパラより2016年5月27日販売の「上海問屋 DN-13729 高感度ドライブレコーダー」を購入した。 満を持して初めて手に入れたドライブレコーダー。 ええ、安物ですよ、使える安物です。 1万円を切るモノは数年前から秋葉原じゃ数多く見てきたけれど、どんなに高解像度だろうが高フレームレートだろうが日本製CMOSだろうが、映像全体をしっかり捉えていなければ役割としては失格。 撮影の肝となるのはWDR(ワイドダイナミックレンジ)機能だろうと思っていたので、それが仕様に盛り込まれる1万円以下に的を絞って長いこと静観していた。 ようやくソツなく撮影出来るモノが出たと判断。 税込み8999円(自分はポイント使い7000円程で購入)のこの製品に飛びついた。

 さてさて本題。
 ドラレコ必須の映り込み防止用「偏光フィルター」を取り付けるにしてもベストポジションに調整すのは面倒そう。 そこで、DN-13729の無駄に目立つフォーカスリングみたいな円筒形の部分に目が留まった。 ここに自作のホルダーを挟んで偏光フィルムを半固定にする方法を考え、調整可能にした。 この方法にして良かったのは、偏光フィルターはどうやら消耗品っぽい(いづれ効果が無くなる)ので、交換~再調整が楽なこと。 ポロリ!と外れる事もない。


◆ホルダーを作る

冒頭の画像にある偏光フィルター。これはスマートフォンのカメラ等に粘着ジェルで貼り付けるタイプで、半分に割って偏光フィルムの部分だけを半固定にすべくホルダーを作った。
ステンレス製φ1.6mmの針金をリングの溝に巻きつけ、ドライバーでこの様に形を整えた。
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(ドラレコを傷つけないように、曲げ加工は都度外して作業)


上手いこと取り付け出来たが、モニターを見ると偏光フィルター周辺のリングが写り込んでしまう。
どうしたものか。
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低く加工してドラレコ本体になるべく密着すれば映り込みを無くせるかと、荒目の紙やすりでひたすら削ると、偏光フィルムがポロリと外れた!
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※内側に固定用リングが接着してあったのだが削った結果外れた。


それならそれでオケ! 先ほど作ったホルダーの中央部分をへこませて偏光フィルムを押さえる形状にした。 何かの弾みで落ちそうなので細切りの両面テープで固定。
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モニターで映り込みの具合を見ながら難なく効果のある角度に調整できる!
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動画で見ると分かり易い。
この様な感じ→https://youtu.be/0-EJS4fA0w4

ちなみに、偏光フィルム自体が微妙に暗いのでドラレコのコントラストを一段だけ上げている。



◆感想など

 偏光フィルターの効果は大きい。映り込みゼロとはいかないが、ググッてみるとまともなカメラ用のものと変わらない様だ(笑) 買ったのは確か数百円程度のおもちゃみたいなモノだけれどこれで十分である。 と言うか偏光フィルターは無いと困るでしょ? 必須だと思うのだが、オプション品すら無い製品てどうなのよ? ホワーーーーイ??
 まあいい、今後同様に貼るだけならこれで十分だと思う。
ミッドタウン 偏光シート100角 粘着なし BSP100 
 172円 + 540円(関東への配送料)

東急ハンズでも販売されている様だ。


◆活躍した道具たち

ハサミ(両面テープカット)、ペンチ大(ステン針金カット)、ペンチ小
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紙やすり荒目(#40)
※偏光フィルム外しに利用したが外れれば何でも良い。
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#27 自転車用ヘッドライトの盗難防止

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小ネタだけれど大事な対策。

ハンドルに付ける様々なメーカーの乾電池式ヘッドライト。
着脱簡単な設計思想は20年位変わっていないと思うのだけれど、どうなのよ?
世の方々は自転車を降りると毎回ライトをブラケットから外して持ち歩くのだろうか?
バッグを持つ事前提?
盗られる事を考慮していない設計、と思ってしまいますね。
自分は買い替えるまで付けたまんまで良いですわ。

過去何度も買い換えたのだけれど、初めはやっぱり盗られた。
今回のお題のお品である「CATEYE HL-EL510」もやはり工具を必要としない着脱構造だから、そのままだと直ぐに外されてしまう。
がしかし、この製品は盗難対策にはとても良い作りをしていて、少ない加工で済んでいる。
2005年に買って今まで盗られていない。


◆盗難対策の加工

2005年に買った時の標準ブラケットは「H-32」で、これは盗難対策が可能。
現在はオプション品になっている。
自分の自転車はハンドルの径が約24mmだったがこれで調度良い。
径がより太い30mm前後なら「H-31」の選択になる。
現行品の添付は「H-34N」らしいが、これは盗難対策の可能性については不明。
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盗難対策・その1
ブラケット「H-32」のネジに注目!
このブラケットをハンドルへ取り付け、ねじ回しのハンドルを閉めきると、ネジ穴から出る。
すると、ライト本体のロックレバーが動かなくなる=外れなくなる。
(取り付けるハンドルの径が25mmより大きいと、はて?)
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ライト本体はこんな感じでネジが当たり潰れてしまうが、ネジを下げて強くボタンを押せばなんとか着脱は可能。
生産終了モデルなのだが「H-32」を利用できる同じロック機構の現行モデルも可能かも知れない。
狙い目は、HL-EL540、HL-EL340だろうか??


盗難対策・その2
そのねじ回しのハンドルに穴を開けて、ハンドルに取り付けたホースバンドと一緒に小さな「南京錠」で固定する。
これでブラケットのネジは回せない。
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ところで、、、

上記画像のタイプのホースバンドは現在販売していない様子。
別にホースバンドで無くても代用できる物があれば良いのだが、、、
以前の記事で紹介した「ステンレス曲げ板」約10cmでも良さそうだ。
ハンドルに沿って曲げ、鍵を通す穴の部分は曲げ板の両端の穴を重ねれば対応出来ると思う。
21_CIC_bar.jpg
ダメな例はナイロン製の結束バンド。耐候性が無いタイプは半年ももたずに割れる。

あ、何故南京錠である必要があるかって?
考えた末これが防犯には簡単確実だから。他に何があるだろう?


最後に盗難対策・その3
2005年に買った「CATEYE HL-EL510」は電池蓋(フタ)(LEDのある)はネジを外す様に回して外すのだか、本体の前方下に穴が開いており、3mm径のネジを突っ込むと蓋が回らなくなる。
よく見ると画像の様に蓋側の下に半円形の溝があるのだが、本体側の前述の下の穴に合っている。
これなら勝手に電池を盗られない!
18_CIC_IMG_6302b.jpg

1つ懸念があるとすれば、ライトを水平に取り付けていると電池は出て来ない。
自分はセオリー通りに地面に向けて照射する角度だから、フタを取れば電池が勝手に降りてくる。
まあ、水平だと前方の人に迷惑だから下向きにすべきだ。
※ヘッドライトだし、下向きでも光源は前方から認識できるから問題無し。


自転車のライトを盗むなんて、出来心だからね。
わざわざ計画的に道具を持って盗るヤツは・・・なかなかいないと思う。


◆感想

まず一言。
必要なら鍵くらいは買うよ!だからメーカーさんには設計思想を改めて頂きたいね!
出来心の盗っ人対策だけで、ほぼ盗難は防げるよ。
儲けたい気持ちは分かるケドさ。
ゴホン!
これの一つ前に付けていた他社製アルミボディーの場合はワイヤーを巻いて引っ掛け処を作るのに苦労した。
加工を考えるとヘッドライトはプラスチック樹脂の方が有利。
そして、余裕のある作りが良い。
輝度ばかりに注目するのではなく、全体を良く観察してから購入すべし。


◆お世話になった道具

プラスドライバー(小)
92_crs3_IMG_4987.jpg
充電式電動ドリル
91_FAN_E_DRILL.jpg

今回も道具に感謝!
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