#70 キッチンタイマーの電池室修理、音量UPなど

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お題は上の画像の通り。
a.電池室修理
b.ボタン文字復元
c.音量UP改造

10キータイプのキッチンタイマーは1000円前後でしょうし、この3つに手を付けると新たな道具やなどを用意するだけでタイマー2つは買えちゃう、なんてお方にはオヌヌメしません(笑) 自分はその準備がほぼ出来ているのと、少々の事では廃棄物を増やさない、それと音量UPに関しては新品買っても満たさない、て事で実行した。 音量UP改造は効果的なので、穴あけ+ホットメルトの道具があるのなら是非オヌヌメである。


◆まずは清掃

可能な限り分解
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台所で10年以上使ったのでそれなりに汚れていたし、スキマに溜まった汚れで10キーボタンが固着寸前だった。
手持ちで効果的なシール剥がし剤を使って長年の汚れを落とした。 エタノールやマジックリンでも良いだろう。
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清掃完了!スッキリ。



◆電池室の修理

+-両方の端子が外側に曲がっており、電池が外れてしまう状態。
分解したところ片方がほぼ折れていた。
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片方ずつプラリペアで垂直に直す。一方は針金を用いて内側にテンションをかけ、プラリペアを塗布。
(塗布する場所はエタノール清掃&紙ヤスリなどで傷つけ馴染む様にした)
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※プラリペア、画像では少量だがこの後しっかり重ねて頑丈に固めている。
※代わりにホットメルトなら安く済むが、硬さが無い分大量に使えばイケるかも知れない。


もう一方の折れてる方は、折れ口両側を研磨。セロテープで垂直に固定しプラリペアを塗布。
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組み立てて接点となるスプリングが強すぎる事が判明。先端を少しカットした。(切り口が鋭利でないか確認)
→外側に曲がってしまったのはこれが原因だろう
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電池室修理完了!



◆ボタンの文字を復元

文字復元は「スプレー」「テプラ貼り」の2通り行うが、まずはボタンの文字部分を平に研磨する必要がある。
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※手持ちが豊富だったのでこんな段階でツルツルに仕上げたが、#400、#3000近辺の2種類あれば良いと思う。


スプレーで文字を復元
元に近い書体でテプラの印刷。ボタンに貼り付けてカッターで文字部分を切り抜く。
マスキングしたうえで白のスプレーで着色、しばらく乾燥。第一段階オワタ!
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テプラを貼って復元、そして透明スプレーで仕上げ
もう一つは、テプラの印刷をそのままボタンに貼り付けるだけ。(適当に切って)
そして、前述のスプレーで文字を着色したボタンと一緒に透明スプレーを吹き付け保護する。
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この2段階の作業で文字修復は終了!
着色&保護のスプレーは、100均のアクリル・スプレー白と透明がコスパ高くて良い。
(着色=アクリル、透明=ラッカーの組み合わせはダメ。両方合わせよう。)



◆音量を上げる

方法は、背面向きの圧電スピーカーを横に開けた穴に移動するだけ。これは効果的。
(画像には無いが、元の穴は適当に塞いだ)
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他のキッチンタイマーでも同様の改造をしていて、こちらもしっかり音量が上がっている。
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これで、壁に遮られていた音が直接空間へ伝わる。
音量UPの改造完了!



◆その他~磁石の交換~

ついでに磁力が弱くていつも落ちそうだったので100均マグネット(ちゃんとネオジウムの強力なやつ)に交換した。


なんと、元の磁石のうち1つが全く磁力が無い。良く観察すると裏表逆になっており磁力がある面+無い面のモノだった。 そんなの人生初めて見た(笑) つか貼り付け面を間違えた製造ミスだろう。
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(3箇所のうち下の1個だけ元のまま残した)



◆感想など

きっかけは、お袋さんの耳が遠くなりアラームに気が付かなくなったため、どういう方向で手を付けようかと思案した結果。 毎回ガムテープで電池を留めていたのでよく見ると電池室がボロボロ、ボタンの文字もボロボロ。 10年以上使い込んで随分と酷使しちゃったなぁと思い、全部丸ごと解消するに至った。 
たかが物、たかが1000円位、て思わないのね自分は。 回路が壊れた訳ではないし、ひと手間かけて直してやりたい。
これからもお世話になります。



◆活躍した道具たち

プラスドライバー(小)、シール剥がし(汚れ落とし)、カッター、ラジオペンチ、ニッパー
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紙ヤスリ#400、#3000、ラッピングフィルム #6000(仕上げ用)
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電動ドリルドライバー
(2016/8 現在の売れ筋は充電式ドライバドリル 10.8V DF330DWSP 家庭のDIY用途に活躍する)
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#13 目覚まし時計の文字盤にLED追加

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2010年12月頃にドンキホーテで買った目覚まし時計、LANDEX ミントシャワー YT5097WH。(サイズ85x85x60)
今年2012年でもまだホームセンターで見たナー。
LANDEXってブランド名なのか?パッケージに正式社名、連絡先もない。中国製だ。
訳あって、ボタンを押すと文字盤を照らすLEDを付けてみました


◆コストパフォーマンスの高い綺麗な演出の目覚まし時計、ありり?!

買うつもりは無かったのに、お店で1000円位の価格帯のものを試用してるうちに気に入ってしまった。
この価格帯のアナログは、手にとって機能チェックすれば分かるが中身は一緒で目覚まし音量は小さくて実用じゃない物が多い。がしかし、こいつは
電子音の中では目覚まし音量が適度に大きい。
そして、目覚ましが鳴るとブルーの縁に仕込まれているLEDが点滅して綺麗♪ライト付き。
実用かつチョット楽しい目覚まし時計なのだ♪

乾電池は単2
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LEDライトが点滅します、スヌーズ、電子音、連続秒針・・・ふんふん
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綺麗だし、何だか良さげだ。
ところがだね・・・


◆なんと文字盤は光らない!

乾電池セット!
上のボダンをポチッッッ! おお♪ブルーの縁が光ったよ。
ありり?文字盤の明るさは変化が無いけど、不良品か・・・?
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ガガーン!!文字盤が光らないのは仕様でした。
実用を求める私は、悲しみに打ちひしがれた。


◆周囲のLEDが光ると言う事は!

ブルーの縁に仕込まれているLEDは、
・ボタンを押すと一定の数秒間だけ光る
・アラームが鳴ると点滅する
のです。
ところで、この時計は単2電池一本で動作する。
つー事はだよ、LEDを点灯させる昇圧回路が含まれているってー事だよおい!
なので、文字盤を照らすLEDを並列に配線すれば良いではないか!


◆改造しませう

分解は、まず2箇所を開ける
①後ろのプラスネジ4本
②文字盤のカバー

カバーはこの様にして・・・
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開いた!
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文字盤の周辺、LEDを確認
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文字盤の隅に1mm程度の穴を2つ開け、小さなLED取り付ける。
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取り付けたLEDは、既存のLEDと並列に配線(ハンダ付け)する。
※画像ナシ

試しに点灯してみる。イイネ!
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元通りに組立てて、点灯してみる。イイネ!
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◆感想など

そもそもLED点灯の昇圧回路があったからLED追加は可能だったけど、それが無ければ「点灯スイッチ自体」と「麦球」(LEDより電流食う)を何とか付けなきゃならん事なのだ。
簡単な改造で、実用化できて満足!


◆活躍した道具たち
メガネ・ドライバー(マイナス側使用)、プラスドライバー、ニッパー(ハンダ付けの際に使用)
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電動ドリル、もしくは手動のドリル 経1mmの穴が開けられる物
(ダイソーのルーターはドリル刃装着できるのかな?今回の加工くらいなら低トルクでも良いし)
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ハンダコテ、コテ台、ハンダ
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#03 腕時計のクリスタルガラスの研磨

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腕時計のクリスタルガラスはとても丈夫。のはずなのだが、思い切りキズを付けてしまった。
今回は小細工ではなく修理の部類。
この様なガラスの研磨に関する記事はあまり見かけないので、経験談として折角だから書き出そう。

<はじめに・免責>
当ブログの掲載記事は当管理人の作業環境で自身が行った記録です。
修理技術の説明ではありません。
当記事をもとに行う作業は自己責任として下さい。結果については責任を負いません。

<お気に入りの腕時計が、、、>
安いがデザインがとても気に入っている腕時計、ニクソンConnect(コネクト) A069-000。
色違いA069-015も所有している。

ある時石柱に思い切りぶつけてキズを負ってしまった。ガーン!!
もう、脱力感でいっぱい。
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時計本体は2万円台のもの。しかしもう販売していない。
ガラスの修理について調査&電話問合せしたところ、最低2万円はかかりそうだと分かった。なんだかなー。

<自分で修理できないのか?>
「腕時計のガラスの研磨って自分でできないの?」、そんな事誰も(どの店も)教えてくれません。
じゃ、とにかくガラス細工の研磨という方向でハンズ渋谷店で探してみた。
ハイ、ありました。
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クリスタルバー??よくわからん名称だが、ルーターや電動ドリルに取り付けて使用する。
店員さんの説明は「仕上げ用途」との事だけ。キズの修復は?の問いにはNOと言われた。(本当か?の疑問)
とりあえず、この道具の研磨材(なんだか黄色い)は不明だったしその場では買わずに一旦保留した。

帰宅後調査したところ、ガラスの研磨を実現する手段の一つとして「酸化セリウムを水に溶かしたうえでガラスを研磨する」方法がわかった。 研磨と言うよりガラスを溶かすそうだ。
酸化セリウムは「黄色」であり、前述の道具が黄色かった事とつながった。
ハンズで見たものは「酸化セリウム・ポイント」と言う名称らしい。

一方、所有の腕時計のガラス素材は「ハードミネラル クリスタル ガラス」。
「クリスタル ガラス」は酸化セリウムで研磨可能らしいと分かってきたが、さて、、、
電動ドリルはあるので作業としては何とかなりそうだ。 
と言う訳で、こんな事を考えつつ「酸化セリウム・ポイント」の購入に至った。
・探究心
・可能性
・腕時計は値段が安いものだから試したい。自己責任で。

<研磨作業に着手>
まず、研磨したいガラス面以外はキズを付けてはいけない事。
ちょっと無理があったが、マスキングした。 でも違うなー、これは。
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「酸化セリウムポイント」はしっかり水を含ませたうえで研磨した。感覚を研ぎ澄ませて傷周辺を均一に、ゆっくり・・・
作業中は周囲に飛び散るのでビニールで囲んでおく。
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所要1時間ほどで完了。結果は一見わからないほどガラス面は「滑らか」になった。
しかし、実際は傷があった範囲が微妙に凸凹している。これは想定内と考えていたのでOK!
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(2012/2/22補足)
この記事、アクセス多いし皆さん修復の手掛かりにしているみたいだ。
がしかし、上の撮影画像が今一つ分かりにくいので誤解無き様図解しよう。撮影って難しい。
想像図になるが、傷周辺を滑らかにしていると思われる。
08_WATCH_PIC1.jpg
ガッカリしちゃったかな?

<感想>
機能的な修理じゃなく美観を修復するものは、その程度を金額とのバランスで自由に選びたいところ。
酸化セリウム・ポイントは予想以上に研磨の効果があった。(店員さんの話以上に)
職人さんにお金をかけて高精度に仕上げてもらう必要もなかったし、今回は想定通りに目立たなく出来てとても満足した。


<活躍した道具達>
・充電式ドライバドリル マキタ DF440DRFX
(DIYな私にとって無いと困る存在!バッテリー共通のクリーナCL140FDZWと一緒に活躍)
・酸化セリウム・ポイント
・マスキング・テープ
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91_WATCH_TOOL.jpg


この作業に特化するなら重量級のドライバドリルよりは軽量のルーターがオヌヌメ。
リョービ ホビールータ HR-100 4010250

これに合わせるなら、バフの軸径はこんなの合う。
プロクソン バフ 3種セット No.28800

もし重量関係なく用途広げるなら現在の売れ筋はこんなのもオヌヌメ。
充電式ドライバドリル 10.8V DF330DWSP バッテリー1個付属 家庭のDIY用途に活躍する。




繰り返し言います!
当記事をもとに行う作業は自己責任として下さい。結果については責任を負いません。



~~~~~ 補足 ~~~~~

酸化セリウムの入手は「キイロビン」が良いかも。 購入者のコメントはちょっと厳しいらしい(汗)
窓ガラスの油膜落としなどに使う液体の研磨剤
ホームセンターの車関連のコーナーや、オートバックス、YellowHatなどに置いてある。
※試していないので効果は??だけど
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それを、大きめのフェルトバフに付けて研磨するのも一案だ。
こちらは1000円前後かな?
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2015/11/29追記
この記事を書いた当時から4年以上経つが、今改めてチェックすると酸化セリウム商品のネット販売が充実している。
ネット購入者のコメントから効果のほどを探ると、ヤナセ 研磨剤 ガラセリウム 100g GRS-100が良さげだ。
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いづれも手作業では困難。ドリルやルーター(軸径は要確認)にパフを付けたうえで塗布して使うべき。


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