スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#73 スピーカーを載せ替えて納得の一品に!

SPBOX_00_DSC03813a.jpg
ウォークマン用に部屋で聴くポータブルスピーカーを買ったのだが、予想通り鳴らない(笑)。予想していたのに何故買ったのか自問自答して数ヶ月間保管したままだったのだが、思い立ってスピーカー&回路をゴッソリ木製の箱に移し替えて生き返ったの巻!



この製品は
Audiocommブランド(オーム電機)のASP-2024K。
円筒形の右側にサブ・ウーファーが1個付いていて合計3スピーカーなのだが、この右側のサブ・ウーファーのせいで、
 「中低音域が右から鳴っている」
 「左側のサブ・ウーファー用ダクトから逆位相が出ていて凄く違和感」
加えて、製品自体が小さくて音圧を感じないのだがこれは文句言っちゃダメだ(笑)
SPBOX_10_DSC03621a.jpg



一般的には、サブ・ウーファーは定位感が無いため左右どちらに置いても(中央でなくとも)良いのだが、それは独立した箱でちゃんと100Hz以下の特性を持ったモノだから成り立つ話。一体型のポータブルスピーカーだと左右2個なければ自然な定位は得られないだろう。いやいや何で買ったんだ自分!
て事で、直ぐにお蔵入りになってしまったのだが・・・



◆中身を大き目の箱に載せ替えたきっかけ、設計など

 それから数ヶ月後、お袋さんが近所の知り合いからオヌヌメされたCDを調達したのだが、なんと70分超えのCDが2枚組。うちのオーディオは昭和70年代のラジカセしか無いし、オートリバースではない(T_T)
70分超えのカセットテープA/B面にCDの曲を半分づつ録音する事になるし、当然聴き続けるには、
 「カセットテープ1、手動でリバース」
 「手動でカセットテープ2へ入れ替える」
 「カセットテープ2、手動でリバース」
この手間はどうなのだろう?約30分間隔に各作業が入るのだから落ち着かないだろうな。

さて代わりとなるプレーヤーの調達。
うちは長らくそのラジカセを愛用してきてMDやCD付きのラジカセを必要としなかったのだが、
現役を退いたスマホの再利用
を思い立った。メモリー媒体の時代だしこれならたんまり曲は入る。そしてもう一つ、先程の
お蔵入りポータブルスピーカーに手を付ける事にした!
→「音(質・量)の改善」・・・スピーカーは大きな箱に移す
→「使い勝手」・・・出来ればスマホと一体型にしたい

もう改造する気満々だった(笑) いや立派な制作物かな。


そこでまずポータブルスピーカーを分解して「必要な入出力確認」と「サイズを図る」ことにした。
SPBOX_11_DSC03630b.jpg


スピーカーの径を測る。測る場所は外周の1段わずかな内側の部分。この寸法を元に箱のサイズを模索する。
SPBOX_12_DSC03642a.jpg


何度もラフスケッチでデザインした後に、実寸を方眼紙に書き出した。
床との接地面積は最小限にして、縦型にした。
SPBOX_15_draft01_02a.jpg
※下から2段めのダクト(ポート用)の板3枚の奥行きが寸法未記入だった。確か75か80mm。(どっちだ!)



◆パワードスピーカーBOXの制作!

お世話になっているホームセンターDOITにて、松集積材を買いつつカットを頼んだ
→ 前述の図面の黄色い部分のみ
ポイントは、カット部分の厚み分(2mm前後?)無くなるのを考慮せねばならない事。つまり、あらかじめ
 「端から順にこの寸法でカット!~そして最後は何mmか知らんが余りがあるよ」・・・斜線を入れた部分
と指示する必要がある。
SPBOX_17_draft03a.jpg


カットしてもらった松集積材。MDFボードはダイソー200円のもの。
SPBOX_20_DSC03647a.jpg


MDFボードは、「上面」「前面」「背面」を自分でカット。この素材はカッターでも切れる。(何度も重ねて切る手間はあるが)
SPBOX_21_DSC03680a.jpg
※長めの部分はカッターでは時間がかかるので自分はノコ(歯の細かいクラフトのこ)でさっさと切断した。


前面を加工。
スピーカー取り付け部分、寸法より微妙に小さめの穴をカット。表&裏から切る。
内側を紙ヤスリで研磨してスピーカー取り付けに適した大きさにする。
SPBOX_22_DSC03648a.jpg


引き続き前面を加工。
①スピーカーを内側から接着。
②中央付近に開けた穴はスマホ・ホルダー用1/4径のネジを取り付けるためのもの。
(カメラの三脚用ネジと同じ)
③画像には無いが、両端2箇所、設計でいい加減に決めたポートの穴をカッターで開けた。
SPBOX_23_DSC03666a.jpg


背面を加工。
①100v電源ケーブルを通す穴を開け、コードプロテクターを留めるために若干薄く削った。
②そして設計でいい加減に決めた中央のポート(低音域用)の穴をカッターで開けた。
SPBOX_24_DSC03673a.jpg
※コードプロテクター→ CP型ナット止めコードプロテクター(販売だとココとか


ここまで木製ボンドで接着。(速乾性の便利なものを使った) 上面と背面はまだ。
余った端材3つを支えとして利用しないと無理かな。クランプが足りなくて紐を利用した。
SPBOX_25_DSC03679a.jpg


スマートフォンアダプターを前面に取り付け。1/4径のネジとワッシャーを使う。
SPBOX_26_DSC03686a.jpg


スマホに供給する電源USBメスを取り付ける。
USBメスを取り付け箇所へ仮置きして穴を背面にマーキングし、カッターで開けた。
SPBOX_30_DSC03694a.jpg


上面を加工。手持ちのPET素材の板を利用。この薄さでないとボタンやボリュームが穴の上に出ないのだ。
ボタンやボリュームの実寸を方眼紙に書き出してPET素材の板をカット。
SPBOX_31_DSC03690a.jpg


仮置きして取り付け穴をマーキングする。
SPBOX_32_DSC03709a.jpg


上面・背面を閉じる前に、
紙ヤスリで全体を軽く研磨~クリアスプレー(ニス)を全体に吹き付け~最後に軽く研磨(やらんでも良いが気持ち)。
SPBOX_33_DSC03713a.jpg
※何故か黄色っぽくなった(笑)


100均のタオルハンガーをカットして取っ手を付ける。横に2箇所穴あけ挿し込む。
②所有の殻割りアダプターの電源を先程の100vケーブルにハンダ付け、この様に背面に設置。
③アダプター5v出力から上の回路へ配線する通り道となる部分に溝を作り(ノコでV字カット)、回路へハンダ付け。
④オーディオ入力(元々あった)用ケーブルの穴を横に開け(上の空間部分・横)、回路へハンダ付け。
SPBOX_35_DSC03723a.jpg


余計な反響音を減衰させるため、100均のマットを適当にカットして各部屋の仕切りに貼り付け。
SPBOX_37_DSC03727a.jpg



完全に作り終える前に音出し、ノイズの問題が!
スマホを繋げ電源を入れて音を出してみると・・・スマホのUSB(電源入力なのだが)からノイズが盛大に逆流して音が酷い!画像は無いが、様々なノイズフィルターを挿入してみるも除去仕切れなかった。
そこで、急遽もう一つ、所有のUSB電源を殻割りして5v出力を増設した。
SPBOX_38_DSC03749a.jpg


①USB電源出力ポートをホットメルトで固定。(前述で増設した電源はここへはんだ付け)
②アンプの回路基板をネジ固定。
③上面、背面を閉じる。背面のネジ部分は頭が埋まる様にダボ穴風に若干掘った。
SPBOX_39_DSC03728a.jpg


完成デース!
SPBOX_40_DSC03811a.jpg



 当然だけれど、元の製品とは比較にならない分厚い豊かな中低音域が出ている音圧も倍くらい増した感じだ。箱の容量が増えて、スピーカー前後の打ち消し現象も改善されているのだからね。そして元々このスピーカーユニット&回路自体の周波数特性は広いのでそれが生きている。難点はちょっと中音域がアリすぎる事だが、これは回路が元の製品に合わせた音作りになっているから仕方がない。

スマホはmicroSDカード32GBを搭載している。これでCD何枚組だろうがドンとこい!!である。お袋さんにとて初めてのデジタル・ステレオオーディオ用意出来ました♪



松集積材 1100円
カット代 280円
MDFボード 216円
水性スプレー(クリア) 795円
紙やすり #60 58円
皿木ネジ(ステン) 3.1x20mm 188円
ネジ 1/4  27円 x1
ナット 1/4 36円 x1
ワッシャー 1/4 36円 x2
100均マット 100円 x3
------------------------
合計 約3000円ちょい

L型金具、その他のネジ類、コードプロテクター、線材、雲台、スマートフォンホルダーは所有のものがあって含まれていない。あと秋葉原と往復の電車賃も(笑)
例) 1/4・3/8ネジ両対応 コンパクト雲台
例) スマートフォンアダプター E-6450

以上2点はググって似たものを探したのだが、実際は秋葉原をあちこち巡って買ったもの。三月兎とかドスパラ上海問屋とかで。




◆感想など

早速、お袋さんが毎日使ってくれている。
 一体型の様に使い勝手の良いものが出来たと思うし、ポータブルスピーカー3000円(?)が無駄にならなくて良かった。制作費はおおよそ3000円ほど追加で掛かっているので合計6000円ってところか?用途にあった既製品はこの世に無いのでラジカセからの買い替えを思うと無駄な費用ではなかったと思う。

 制作については、図面も制作過程も行き当たりばったりだった。気分屋だから勢いで(笑) 各スピーカーの下に開けたポートもいい加減な寸法。一応、真ん中のサブ・ウーファーのポートは左右の穴との影響を避けて後ろに配置した。30年以上前に一度スピーカーBOXを作った経験はあるが、その時の失敗(音質の悪さ)の経験は生きているかも知れない。そうそう、その時も自宅のテレビが壊れて抜き取ったスピーカーを利用したんだった(゜ρ゜*) ボー 変わらないな自分(笑)




◆活躍した道具たち

定規、ハサミ、カッター、ボールペン、シャープペン(図面書いたりマット・MDFを切ったり木材にマーキングしたり)
SPBOX_90_DSC02608a.jpg


ハンダゴテセット(配線し直し、電源にコード接続とか)・・・参考:はんだこてセット
SPBOX_91_IMG_2449b.jpg


プラスネジ、ニッパー(箱にネジ止め、配線時の皮膜カットとか)
SPBOX_92_IMG_4987.jpg


クラフトのこ(MDFボード切断)
SPBOX_93_CRAFT_SAW.jpg


紙ヤスリ(クリア吹き付け前後にBOX表面全体を軽く研磨)
SPBOX_94_IMG_5642a.jpg


ドリルドライバ(ねじ穴あけ、ダボ穴堀り)
(最近のモノなら例えば→ マキタ 充電式ドライバドリル 10.8V 本体付属バッテリー1個搭載モデル DF330DWSP
SPBOX_95_E_DRILLa.jpg


フリードリル刃(ダボ穴開けに)
SPBOX_96_DSC02887a_free_drill.jpg


クランプ(ダイソー200円)・・・20cmまで開く
SPBOX_97_DSC04448a.jpg


OLFAプラスチックカッター(プリント基板を切断した)、OLFAコンパスカッター
SPBOX_98_DSC04525a.jpg


スポンサーサイト
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#64 カセットテープの切り貼り

DSC02602_00a.jpg

オーディオカセットのテープを繋ぎ合わせるのに急遽補助する治具の様なものを思いつきで作った。 商品の梱包材によく使われるPET(ポリエチレンテレフタレート)を適当にカットした簡易的なもの。 ただし、テープを挟まないように少し扱いに注意が必要。 繋ぎ合わせに使う接着テープは昔買ったビデオテープ用のモノがまだあったので代用した。 つか、カセットテープ用なんかあったっけ? 昔は良くセロテープで代用したけれど特にトラブルはなかったなぁ。

コレ作った発端は、親から頼まれたCDからカセットテープへのダビング。 カセットテープA・B両面に同じ曲を収録することにしたのだが、同じ時間だけ後ろに無音部分が余ってしまう。 その区間をカットして曲が終わるとすぐオートストップが働くよう調整したかったのだ。 学生の頃は視力は遠近どちらもバッチリだったし手作業だけで器用にテープの繋ぎが出来たものだが、今は全く出来る気がしない(笑) 道具無しでテープを真っ直ぐに繋ぎ合わせるのは至難の業なのである。 接合がズレたり真っ直ぐでなかったりすると、その付近はテープの走行が乱れるからヘッドのアジマスが狂ってしまうんだな、これが。

ウチは親が今だにカセットテープを使うのだが、それも自分がラジカセを直してしまうものだからCD機に買い換えず大事にしちゃうから。 使っているラジカセは1975年製の「NATIONAL RQ-548」(現パナソニック)。 カセットメカの部品交換とメンテナンス、電子パーツもコンデンサーを半分ほど入れ替えてたしバリバリ現役なのだ。



◆治具の制作とテープ切り貼り

原寸大の図を紙に書き、PETの板を貼り付けてカットする。
テープを通す両端の穴はテープの4mm幅より微妙に大きめ。(中央の大きい穴は接合に貼るテープ用の)
tape1_10_DSC02598a.jpg


完成! 全部で所要30分ほどだろうか?
tape1_11_DSC02601a.jpg


テープを裏を上に引き出し穴に通して中央で真っ直ぐ突き合わせ(重ねない)、テープ裏に接着テープを貼り合わせる。
外す際に挟まないよう少々注意が必要。
tape1_20_DSC02602a.jpg


この通り!元通りに。
tape1_21_DSC02607a.jpg


以上!



◆感想など

正直4mm幅のデリケートなテープを扱うのはトテーモ大変。 テープを外す際に挟んでしまいそうな所は改善の余地はあるけれど、でも、とにかくこれで楽に真っ直ぐに繋げられる。(”ら”抜き言葉撲滅運動(笑))

ラジカセ全盛期の1970~80年代は同様にテープの時間短縮目的で切り貼りしている人は少なくなかったはずだが、がしかしカセットテープ用のスプライサー(接合器具)は見たことが無いな。 それ以前の時代、オープンリールテープならば存在していた様だ。
→ 「オーディオテープ スプライサー」でググる!

ちなみに、スプライサーと言うとオーディオよりも映像フィルムの方がメジャー(いや一般的にはマイナーだけれど・汗)だった。  今のように誰もが動画撮影や編集が出来る時代ではなかった1980年台までは、8mmフィルムによる映像作品を物理的な編集=切り貼りするのが当たり前だったし、フィルムの材質が適度に強度があり構造上オーディオテープなんかより編集に向いていた。 元々フィルム自体が物理的にハッキリとコマ割り(24コマ/秒や12コマ/秒)が見てわかる上に各コマに添ってガイド用の穴があるため、穴をスプライサーにセットしてコマ同士を簡単に接合できるのだ。 自分も8mmなら高校生時代の部活動で扱った経験があるので有り難みを知っている。 (どちらかと言うと各コマの確認が簡単なエディターの方を多用していたかも?遠い記憶だ・・・)

これがフィルム接合用のスプライサー。一発カチ!でフィルムが繋がる便利なモノ。
tape1_30_IMGP7267.jpg
(出典:みんな、まとめて面倒みます。 [小型映画ミニミニ博物館]

ひと手間必要なところがアナログ媒体らしいところですなぁ~(笑)



◆活躍した道具たち

言わずと知れたコレらです。
tape1_90_DSC02608a.jpg

(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#16 メモリープレーヤーの音声を昇圧しよう!

05_TOP_4293b.jpg
ええと、色んな言い方があるんだね(汗)
・デジタルオーディオプレーヤー
・メモリープレーヤー
・フラッシュメモリプレーヤー
・ポータブルメモリプレーヤー
・MP3プレーヤー

製品専用のドッグで繋げて再生する方法もあるけれど、
従来の”アンプ(プリアンプ)”へ繋げて音楽を楽しみたいアナタへお勧めの「昇圧トランスの制作」。

◆トランスだけでいいのだ!

メモリープレーヤー(mp3プレーヤー)は、物によってバカに出来ないほどクオリティーの良い音を出す。
だがしかーし!その音をアンプへ入れてもスピーカーから出た音はしょんぼり・・・
メモリープレーヤーの出力が小さ過ぎるんだ。
アンプのライン入力レベルとしては適当ではないんだな。

こんな接続ね、
メモリープレーヤー(レベルが小さい)→ アンプ → スピーカー

暫定処置として、アンプのボリュームを上げればいいのだけれど、
困るのは、アンプのボリュームを下げ忘れてソースを他に切り替えてドカーン!!
何とかしませう。

恒久処置ダ!

アンプの原理は入力電圧をトリガーにして増幅しスピーカーを駆動する。
   ↓
だから、メモリープレーヤーの出力電圧をトランスで適当に昇圧してアンプへ入力してやれば良い。

こうだね♪
メモリープレーヤー → 追加[昇圧トランス]→ アンプ → スピーカー

ちなみに、昇圧トランスの出力側の電流は反比例して下がるが、アンプの入力にとってはW(ワット=電流×電圧)を上げる必要は無いので無視してよろしい。
主役は「トランス」だ。そしてトランスは電源が不要!イイネ♪

あ、昇圧トランスって言ったけど正式な名前じゃなくて
「1次側:2次側 → 巻き数少ない:巻き数多い」
の向きで使うから昇圧になるよという意味で言っただけ。向きを逆にして
「1次側:2次側 → 巻き数多い:巻き数少ない」
と接続にすれば降圧トランスになる。

あ、昇圧トランスを通してそのままスピーカーに出力してもW(ワット)は上がらないから聞こえないよ!
勿論、ヘッドホン繋げても音量は上がらないよ!!

回路:左が入力、右が出力
10_TR_Parts.png

当然、2次側の巻き数が多い方(100kΩ)が電圧が高い。
2点だけ説明。
①入力、ケース、出力のアースは繋げていない。これは、試してノイズが無かったから。
 全部接続している人もいる。
②抵抗120kΩ
 ここではシャント抵抗と言われインピーダンスを合わせる機能を担当。トランスのインピーダンスより少し大きめの値にする。抵抗を入れないと可聴帯域の周波数特性がフラットにならないからだ。
 100kΩでも試して見たが、自分の耳では違いは分からなかった。

11_TR_Parts_4308.jpg
<部品明細> 2013年頃の参考価格
・RCAパネルジャック(MR-699G 安価) ¥180x2=360 ・・・ラジオデパート 3F トモカ電気または門田無線電機
・ステレオジャック(マル信 MJ-073H) ¥120x2=¥240 ・・・(忘れた)
・トランス ST-12          ¥640 x2=¥1280 ・・・千石電商 秋葉原本店 1F
・抵抗(タクマン電子 金属皮膜)120kΩ ¥30x2=¥60 ・・・千石電商 秋葉原本店 B1F
・生基板 75x100           ¥120 ・・・千石電商 秋葉原本店 1F
・ケース タカチ YM-100 100x30x70 ¥540 ・・・千石電商 秋葉原本店 1F

価格は若干異なるかも知れない。
合計2600円なり。だが同類の既成品を買うと5000円近くもしてしまう。
多くの人が制作されているし、Webでも記事を良く見かける。

RCAパネルジャックは、今回右側の絶縁タイプを購入した。
アースを共通にするなら左のタイプを使う。
12_TR_Parts_4332.jpg

2013/11/25追記
・ST-32 での作成例を見かけますが、周波数特性は ST-12 の方が良い様です。
・市販の完成品では ELEKIT i-Trans OP-800 があるけれど7000円以上もする上にLINE入力後の音量は???な意見をちらほら見かけます。


◆制作!ケースの穴開け、ヤスリがけ、数点のハンダ付け

穴は、RCAピンジャックとステレオミニジャックの経8mmを3つ開ける。
ドリルの経が足りなければテーパーリーマも使う。
バリが出てしまうので細工ヤスリでコツコツと研磨しよう。
20_TR_Case_4271.jpg

トランスを固定する生基盤を、ケース取付部分の一回り小さいサイズへカットする。
プラスチック・カッターを使う。
22_TR_Proc_4310.jpg

トランスを適当な位置にハンダ付け。
30_TR_Circuit_4316.jpg

生基盤の裏へ両面テープを貼り、ケースの底へ接着。各配線のハンダ付け。
33_TR_Circuit_4318.jpg

ハンダ付けはコレこの通り! 緑色はマイナス。
RCAジャックへの配線は、まず始めにシャント抵抗を付けると作業がし易い。
34_TR_Circuit_4318.jpg

完成!
40_TR_Fix_4319.jpg

◆聴いてみよう!

本機をアンプへ接続しメモリープレイヤーのボリュームを気持ち7割程度にする。
(注)メモリープレイヤーとアンプを接続するステレオ・ミニケーブルは”抵抗無し”を使う。100均のもので十分。

他のソースとあまり違わない音量に上がっている事が明らかだ! イイネ♪(・∀・)
音質は、これを入れて悪くなる事はまず無い。アンプの様な半導体を通すよりはマシだ。

50_TR_IMG_5608.jpg


◆感想

イイネ♪(・∀・)
ホントこれだけwww
何かと電源ばかりが増えていく世の中。エコでいい仕事をするとはこの事だ。
なので!もう一つ作ってマイカーのカーオーディオのライン入力にも取り付けた。
メモリー・プレイヤー1つでソースを統一してしまうのだ。

うちのカロⅡはプラスドライバー1つでこの通りオーディオ類が引き出せる。
ライン入力へ作成したトランスの出力を接続し、トランスのケースごとカーオーディオの後ろに適当に置く。
60_TR_CAR_4377.jpg

トランスの入力へは、穴を開けてケーブルを前面に通し、メモリー・プレイヤーと接続!
61_TR_CAR_4391.jpg

イイネ♪(・∀・)


◆今回お世話になった道具たち

ドライバードリル
90_TR_E_DRILL.jpg

テーパーリーマー TR-02(穴の経を広げるのに便利な道具)
91_TR_TAPER_REAMER.jpg

細工ヤスリ(バリ取り)
92_TR_YASURI.jpg

プラスチックカッター(プリント基板の薄い銅箔くらいはカットできる)
93_TR_P_CUTTER.jpg

プラス・ドライバー(ケース組み立て用)
ニッパー(配線カットや皮膜をむく)
94_TR_NIPPER.jpg

はんだこてセット
95_TR_HANDA_KOTE.jpg



◆後書き ~何か思い出したらムカムカしてきた話(笑)~

これを書いていたら、黎明期のMP3プレーヤーについての出来事を思い出した。
10年前の2003年頃までは殆どがオーディオメーカー以外の物ばかりだったし、電気店の店員のMP3フォーマットに対する知識がまだまだ欠けていた印象があったね。

当時、長く愛用していたカセット・ウォークマンから乗り換えるべく(MDは買わずすっ飛ばした)お試しのつもりで購入したのは、あるメモリーメーカーの製品だった。
これがとても酷かった。音量を上げると低音域に弱く音が割れた。
そして、オーディオメーカーならば解決されるであろうと、新たな製品を検討すべく、ある量販店へ向かった。
→デコーダーやD/A変換の処理はキッチリ設計されていると考えた

店内にはSONYの初期のMP3プレーヤーNW-MS70Dがあったが、内蔵バッテリーだったので避けた。
当時は交換出来ないバッテリーは敬遠していたから。
さて、試聴も出来ず選択に迷ったため、デコーダーの品質など出力がシッカリした商品を店員に質問したところ、愕然とした。

「お客さん、そもそもMP3なんて音が悪いんだから、どれ選んでも同じですよ!」

( ゚Д゚)ハァ?
態度が完全にナメていた。
コイツはお客の質問無視して何故持論を展開?
MP3の圧縮原理(人間の耳に聞こえ難い音のカット)とか、圧縮ビットレートとか、サンプリング周波数とか、何も知らずにどこかの高圧縮のMP3サンプル曲でも聴いたに違いないな。それがMP3なんだと理解したつもりなんだろな。
そう思うとバカバカしくてその場を去った。

なんて事があったなー。
渋谷ハチ公近くのチッサ・カメラだよww
その量販店は昔から利用していて好きなんだけど、もしそんな店員がまだいるのなら益々ネット掲示板などの意見は貴重で信頼できるし、実店舗から離れちゃうよね。
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#11 音楽CDの傷の補修

00_YK_CD_TITLE.jpg


昔中古で買った音楽CDの読み取りエラーを修復した。
再生自体はエラー訂正(後述)のお陰で何事も無く聴けていたが、PCへの取り込みチェックではエラー訂正処理が盛大に発生していたため、気になっていた。
どこか原音が崩れていたら嫌でしょ?

(そのエラー訂正の様子は記録し忘れ!)


<製品調査その1>

良く一般的に見られる製品、研磨機に研磨剤を塗布してCDをセットするお任せタイプ。あれはどうなの?
キズ修復についてはナニが一番効果があるのだろう?
過去、3500円ほどの製品を買って効果が無くお蔵入りとなった経験があり、製品のうたい文句は信じなくなった。
コレ→スキップドク○ー・・・読み取りエラーの発生は無くならなかった。

製品の種類は大きく2種類
・研磨するタイプ(多い)・・・スキップド○ターはこちら
・傷の溝を埋め信号面を平たく補修するタイプ(比較的新しい方式)

いづれも、研磨剤や補修剤を研磨機に塗りCD信号面を擦りつけて修復するもの。
コメントは色々見たが効果は一定ではないしよくわからなかった。

んーーどうなんだ? 3000円とかかけなきゃ直らないのか?


<製品調査その2>

純粋に「研磨剤」に目を付けて見た。
CDはポリカーボネートと言う素材で作られており、プラスチックの一種である。
傷の補修は、プラスチック用研磨剤でそのまま磨けば何とかならないか?という方向を検討。
で、研磨剤の選定は東急ハ○ズの店員さんに聞いてみた。

「ありますよ。自分の手で磨いて傷を修復するには時間がかかりますが。」

そう言われて紹介されたのが、これ。
プラスチック用コンパウンド 100ml 参考:735円 ※旧価格
01_YK_CD_TOOL.jpg

それと、研磨剤を塗布するのにコレを選定した。
レンズクリーナー 105円(セリア・100均)
02_YK_CD_TOOL.jpg

合計 840円
これで補修がうまくいったら納得の金額だ。


<研磨作業>

レンズクリーナーへ研磨剤をたっぷり付けてCDの信号面をひたすら磨くだけ。
磨き方にはルールがあり、中心←→外周を往復する。
03_YK_CD_WRK01.jpg

04_YK_CD_WRK02.jpg

磨きのコツ

①しっかり指に力を掛け、中心←→外周を往復するように磨く
  ↓
②3回ほど全体を磨いたら、一度ふき取り(ここは普通のティッシュで)目に見える傷の具合を確認する

これの繰り返し。

③最後は、研磨剤をふき取り、100均のメガネ・クリーナー液などを塗布、ピカピカにふき取って完了!


<読み取りチェックの様子>

PCで読み取りチェックをしてみた。
使ったソフトウェアは「Exact Audio Copy」。

05_YK_CD_CHK01.jpg

06_YK_CD_CHK02.jpg

エラー訂正機能が働いていない事が判明。エラーは皆無となった。


<感想>

CD・DVD修復をうたう既製品は沢山あるが、研磨剤以外の機構に中途半端なコストを掛けるモノほど胡散臭いものだ。
がしかし、この通り研磨剤をちゃんと選択すれば1000円もしない!
若干大変な部分と言えば、この作業は器具が無いだけに技と勘が必要である。
・とても指の力がいる
・時間はかかる
・何度も、研磨→確認が必要

指で磨く方法だと盤面にかかる圧力が均一ではないため、
もし気になるならレンズ・クリーナーの布を消しゴムに包んだ状態で同様の作業をすれば良いだろう。これなら平坦に近い研磨が出来る。


<活躍した道具達>

前述のレンズクリーナー以外は、、、
CDを置く台は傷を付けない素材なら何でも良いが、手元に合ったコレを使った。

CDクリーナー(研磨ではなく汚れを取るもの)についていた台。
90_YK_CD_TOOL1.jpg


道具に感謝!


<補足:音楽CDのエラー訂正について>

CDの読み取りエラーの訂正に関して簡単に解説してみる。

音楽CDには次の記録がなされている。
a.音の波形を信号にしたもの・・・CD読み取り順(時系列)に記録されている
b.クロスインターリーブ・リードソロモン符号・・・エラー訂正信号。aと異なる位置に分散・記録されている

CD再生では、常にその2種類の情報が読み取られ、正しい音声信号を得るための処理が行われている。
・「a.音の信号」が読み取られる
・先に読み取った「b.クロスインターリーブ・リードソロモン符号」を元に「a」が正しいか比較チェックされる
・「a」が正しければ、そのまま再生される
・ゴミや傷などの原因で「a」が正しく読み取られなかった場合、「b」を元に「a」が修復されて元の正しい音声として再生される。

bは誤り訂正符号と言われるもので、aと異なる記録場所にあるので同じ傷が元で欠損しにくい。
そして、どんなに安いCDプレーヤーでも必ずその訂正符号を使い元の波形を復元する機能は存在する。
(エラー訂正符号すら正しく読み取りできない巨大なゴミや傷があると音声は正しく再生されないが)
そこでもう一つの「補間処理」が入る。
・a、b両方とも読み取りエラーとなったら、前後の波形を元に補間する。

音は途切れないし、異常な波形にはならない。
以上が次の②の段階で行われている。

[CDプレーヤーの基本構成]
①CD読み取り部→②デジタル信号処理→③D/Aコンバータ→④アナログ出力


さて、もう一つ補足。
世界に通ずる当たり前のCD規格の一つを述べたが、下記の検索ワードでTOPあたりに表示されるWebShopが真っ向から否定し訳のわからない長文・乱文を展開しているのを目にする事が出来ます。
この検索ワード↓
・CDプレーヤーは、欠陥品!でした。デジタル信号の欠落は致命傷です。
・「エラー訂正」処理は、なされていません

ここは笑って無視するが正しい選択です。信じない様に!
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

#07 ICF-M760V 電池室の錆びた端子を修理

00_760V2_TOP_2355.jpg

お気に入りのICF-M760V。同じものをまた入手してしまった。ヤフオクで2800円也。
運よく「電池室のみ使えない」ものをお安く落札できた。ただの接触不良ならほぼ完動品だ、ラッキー・・・か?
以前、電源がまともに入らないPanasonic RF-U70のジャンク品を落札した事もあるが、内部のバーアンテナが無茶苦茶な配線だったのを直したらすべての機能が復活してしまいおいしい思いをした経緯がある。
ジャンク品ってなんて素敵なんだ!

さて、ICF-M760Vを入手して数か月保管していたが、ようやく電池室の修理を試みた。
最適なパーツの探索で時間が経ってしまった。



【電池室の不具合】--------------------

電池ケースの4か所の接点のうち3か所が思い切りサビていて通電しない模様。(A、B、C)
アルカリ電池の液漏れが原因だけれども、これ程酷いものは見たことが無い。
01_760V2_PRB_2368.jpg


スプリング2箇所については他の製品のパーツを分解して流用するのだが、近い形状、サイズのものがこんなものから入手できた。
・100均懐中電灯(単一電池) ・・・ダイソーで購入。
・単一電池ケース     ・・・秋葉原で購入。ホームセンターでも売っている。工作用。
02_760V2_PARTS.jpg


最適なパ-ツを見つけるのに日常の行動の中でモノを観察するのだが、何カ月も時間を要した。
最初は100均で探し、近所のホームセンターとか秋葉原のいろんなところを巡った。
準備OK! ラジオのケースを開けて、問題のA、B、Cを順に処置していこう。



【端子Aの修理】--------------------

端子Aは腐食部分のみ新品なものにすげ替える。

ラジオペンチで持ち上げた。
先端ほど腐食が激しく折れて短くなっている。
05_760V2_2388.jpg


スプリングの部分を新品なものにすげ替えるべく、ダイソーの懐中電灯を解体。
中からマイナス側の端子を取り出し、利用できそうな形状に加工する。
07_760V2_2377.jpg


元の端子は不要となる部分をワイヤークリッパーで切断。(小さなニッパーは使わないで!)
15_760V2_2411.jpg


新しいスプリングを半田付けする前に、元の端子とスプリングを仮に置いてみた。
その継ぎ目の状況(位置関係)を覚えておく。
16_760V2_2412.jpg


スプリングの素材は、物によっては半田付けしにくい場合があるので、軽く紙ヤスリで研磨して事前にペーストを塗布する。
18_760V2_2416.jpg


半田付けを行い、触るとケガをしそうな部分はヤスリで磨きバリを除去。
取り付けたら、裏側から余計な部分を切断して端子Aは修復完了!
20_760V2_2420.jpg



【端子Bの修理】--------------------

ここは一番作業が簡単だった。
一旦外し、紙ヤスリで磨いて修復完了!
25_760V2_2396.jpg



【端子Cの修理】--------------------

一番奥まったところにある端子C。これは丸ごと新しいものに交換する。

基板に直接半田付けされているので半田を吸い取ってから外す。
31_760V2_2430.jpg


新品の端子は、工作用などに使う汎用の電池BOXから流用する。(ホームセンターの電子パーツのコーナーとか)
品定めのコツは、スプリングから伸びる部分がなるべく長いものであること。
これを外すには、留め金の部分をマイナスドライバーでこじ開けたり、ペンチで思い切り引っ張ったり臨機応変に力をかけねばならないのでくれぐれも怪我の無いよう注意が必要だ。
さて、そのままの形状では取付不可能なので、ペンチで純正品を真似て加工する。
余計な部分はワイヤークリッパーで切断し、半田付けの部分にペーストを塗布し、半田付け。
38_760V2_2442.jpg


すべての端子が修理完了となった!


39_760V2_2444.jpg



【通電確認】--------------------

単一乾電池をセットし電源を入れたところ。完動品となった。
日曜日は「TBS安住紳一郎の日曜天国」を聴くのだ!
41_760V2_2447.jpg


磨いた端子は接点復活剤を塗布した方が良いかも。
こうしてモノが再生するのは、とても気持がいい!



【活躍した道具たち】--------------------

紙ヤスリ、細工ヤスリ(金工ヤスリ)・・・端子の研磨とバリ取り
90_760V2_2448.jpg


ミニバイス(手の代わり)、半田ごて、こて台、ペースト、半田、半田吸い取り器・・・参考:はんだこてセット
91_760V2_2449.jpg


金属クラフト(はさみ)、ワイヤークリッパー
92_760V2_2450.jpg


クラフトのこ、ラジオペンチ、ペンチ大・・・ペンチは端子の加工に使った
93_760V2_2451.jpg


テスターCD-720C ・・・導通確認
94_760V2_2452.jpg

(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。